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教会では 、1998年を危機の年と認識して様々な危機を取り上げています。 道徳や、経済、水や環境、家庭などですが。ここでは水を取り曲げました。 発表者は 村田直美さんです。 水と生命の危機プロローグ 石油を原料としたLAS系合成洗剤、LAS(直鎖アルキルベンゼンスルホン酸塩)それを界面活性 (水の表面張力をおさえて水と馴染み易くする)成分とした合成洗剤。その成分は浄水場でも濾過できない。水中生物に奇形を引き起こす作用。 一方「石けん」は水の微生物バクテリアがよく「食べて」くれるための廃水に分解されやすい。家庭廃水は大きなウエイトで環境を汚染し続けている。 (95%) それはいずれ私達の身に返ってくる。水をきれいにしてくれるのは・・・・・ 自然の浄化能力(食物連鎖)です。 汚れが生き物に変わっていき、汚れが取り除かれる。
汚れ(有機物)→バクテリア→ミジンコ、イトミミズ→エビ、貝類→ 小魚→肉食性の魚、小鳥→人
この微生物の働きを阻害する有害物質。 「合成洗剤」から考えましょう
「合成洗剤」は、皮フ障害及び皮フからの浸透性が強く(血管から 5秒で浸透、5分で全身へ)溶血作用(白血球、赤血球を殺す)による貧血の原因、肝臓や腎臓障害、受胎率の低下、胎児障害性、植物成長阻害、水中生物への有害性、発ガンまたは発ガン捕助性、他の有害生物と結びついての相乗性、 などなど数えたらキリがないほどの弊害があります。
洗剤とは・・・・
主に界面活性剤と助剤からなっている。このうち汚れを落とす働きは界面活性剤によるもので、これは主剤とも呼ばれている。 表1 洗剤の成分例
表2 合成洗剤の区分と定義
*界面活性剤とは・・・・ 油分を水のなかに溶かす働きをする洗剤(界面活性剤) 界面とは2つの物質の境界線の事で、水と接する汚れ(油性)の境を指す。 界面活性剤とは、油に馴染む親油基という部分と水に馴染む親水基という分子のこと。この親油基が油などの汚れを包み込み、汚れの外側は (表面)親水基になり水に混じり易くなる。つまり、水にたいして馴染み難い汚れの表面を (界面)水に馴染み易いように変える(活性化)働きを持つ物質が界面活性剤です。合成洗剤の問題点 (界面活性剤から視る)
原料に問題があるのでは無く、界面活性剤そのものの性質に問題がある。 原料・・・「石けん] 食用の油(牛脂やなたね油など) 「合成洗剤」石油表3 界面活性剤の表示名と性質
陰イオン系界面活性剤 − 鉱油系・アルキルベンゼン系 ◆ABS・ かって泡公害で問題になったABS(ハード型)は、分解しにくい。 現在はLASに変わりABSは東南アジアに輸出されている。 ◆LAS・ ABSと同系。 分解はABSよりやや“まし” だが毒性は強い。 環境中での脱スルホン化過程でアキルフェノールを経過する可能性 も 考えられるため、環境ホルモン源としての可能性(危険性)を指摘され ている。高級アルコール系界面活性剤−陰イオン系・アルコール系 第1次大戦中のドイツで「石けん」の代替品として開発されたのが、高級アル コール系です。石けんの材料になっていた油脂は、食料に回されたため石油を 原料とした洗剤が開発されたのです。 石油、やし油、クジラ 油から作られる 高級アルコール が原料で炭素が6個 以上あるアルコールのことを、高級アルコールと言い、品質が高級だからというわけではありません ◆AS・・・ 石けんについで分解性がよく、環境中でほぼ完全に分解される。 毒性はLASより強い場合がある。 ◆AES・・ ASやAOSより難分解性。 ◆ASF・・化学的性質、生理反応は、石けんによく似ている。生分解性がよく毒性も弱い。 ◆TMS 石けんに4ー10%混合すると石けんが溶け易く石けんカスが出 ないので 石けんカス分散剤として複合石けんに配合される事が ある。 ◆AOS・・ 生分解性はよいが、毒性は最強。非イオン系界面活性剤 −鉱油/脂肪酸/含チッソ系 ◆DA.AZ・界面活性剤のなかでは、安全性も成分解性も石けんに近い。 複合石けんに使用される。使用量が多くなると チッソ が富栄養化の 原因となる。POE*R、AE 毒性。 発ガン物質が混入( ジオキサン)POE*P LASよりも難分解性。 薬剤として使用。 環境ホルモンの疑いが強い。 非イオン系は普通の水質検査では検出されない。助剤の問題点 蛍光増白剤 ・・・染料です。 発ガン性、催奇性の疑いがある。 食品衛生法では禁止。家庭排水における水への汚染度と影響 1回の洗濯量40リットル、濃度400ppmとし、すすぎ水を入れて排水濃度 100ppm、1日の平均使用量の水730リットルlで薄めても22ppmの濃度になる。ただし洗濯洗剤のみで・・・ つまり魚(鮎の場合)がいきるためには、家庭排水を44倍(32、000リットル)が必要になる。 (図3参照)滋賀大学鈴木紀雄教授らのミジンコの実験 1986年によると ・ 合成洗剤では→6時間で70%死滅。 8時間で100%全滅。 ・ 石けんでは→ 6時間ではほとんど生きている。8時間で8%、24 時間で30%が死滅。
小松菜にいたっては、種のまま全滅。 洗剤の分解性 「石けん」は 24時間で水と二酸化炭素に完全に分解されます。「LAS」は水温10度の条件下では、全然分解しません。 20度の条件下になっても「ABS」は全く分解されない。「LAS]は8日目にして界面活性はなくなるが、有機炭素という形で残存する。 「石けん」が今のところ一番環境にやさしいが、石けんも全くの無公害ではない。 使いすぎれば環境汚染になる。
最後に・・・ 私達が清潔に暮らしていくために、問題はあると思いつつ何気なく使っていた洗剤が、私達の手で大切な生命の水を汚してきました。情報に惑わされる事無く、今一度生活を顧みる必要を思わされます。 参考資料 :台所からの地球環境、インターネット FLAPPERS SOAP より | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||