シカゴ ミシガン湖 日没

2000年2月13日(日)

< 享年調べ >

作家の享年を記した記事があった。
今さらながら驚いた。
私の半分も生きないで、死後何十年経っても人の心に残って・・・
この驚きを記さねばなるまい。

☆   樋口一葉    24才
☆   北村透谷    25才
☆   石川啄木    26才
☆   吉田松蔭    29才
☆   小林多喜二   29才
☆   中原中也    31才
☆   シューベルト  31才
☆   坂本龍馬    32才
☆   正岡子規    35才
☆   モ−ツアルト  35才
☆   モジリアニ   36才
☆   ラファエロ   37才
☆   ゴッホ     37才
☆   太宰治     38才
☆   ショパン    39才

松尾芭蕉なんて、おじいさんのイメ−ジがあったけど、50才
井原西鶴だって51才・・・

わたし、何だかバタバタ生きて来て、「ナ−ンモ人のお役に立ってない」
と実感した35才の春、「せめて死んでからでも誰かの役に立てるなら」
と思って、臓器提供の登録をし、『臓器提供意志表示カ−ド』と言うものをいつも携帯している。

脳死後  : 心臓・肺・肝臓・腎臓・膵臓・小腸・その他
心臓停止後: 腎臓・眼球(角膜)・膵臓・その他

の項目に全て丸印をつけて・・・

しかし「献体」だけはためらった。
以前から、大学病院の学生達から「献体されて、保管している遺体は、人体解剖実習の日まで、ホルマインの大きなプ−ルのようなところに漬けられて、たびたび棒で突かれてひっくり返す。」なんて事を聞かされていたもので、ちょっと恥ずかしい気がしてサ。

それにしても我が身、今の所まだピンピンシャンシャン、いつまでもこれでは死んでもお役にたてないのではなかろうか??