ナーの いっちばん真剣な顔・トイレ中

2000年3月18日

< お弁当の行方 >

コンビニ経営のコンちゃんの言葉が、前からとっても気になっていた。
「店に並んでるお弁当は賞味期限が近づくと、まだ食べられるものでも捨てなくてはならない。毎日数キロ、数万円分!!」

其の捨てられたお弁当の行方について、先日朝日新聞に『お弁当・悲しい命の旅』として、掲載されていた。

お弁当弁子ちゃんの生涯

賞味期限が来た
→ ポリ袋に放り込まれた。ヨ−グルト、サンドイッチ、おにぎりも一緒
→ 車で運ばれて気がついたら見知らぬ所
→ その工場は、いろんな食べ物が入り交じった匂いがして、なま暖かい空気
→ 周りには仲間のお弁当がいっぱい
→ お兄さんがその箱やラップを切って取り除き、中身を大きなバケツの中に入れる
→ 弁子ちゃんもその中へ
→ まだ腐ってないし、食べても害はないはずなのに・・・
→ バケツからコンポストという大きな機械に移された
→ 暖かい風をふきつけられながら、グルグルかき回されて
→ 12時間後最初の5分の1くらいの重さの茶色のザラザラした粉になって
→ 肥料会社に連れて行かれて、有機肥料になる
→ 叉農家のおじさんの所へ行く
→ 野菜作りの役に立つ

そんなわけで、今度は賞味期限切れで捨てられる前に誰かに美味しく食べて欲しいなって・・・

ホントにそうね。きっとそのムダも値段に還元されてると思うし、何より作った人が悔しく思いますよね〜