上肝川への登り口

2000年3月23日(木)

< 肝川探検 >

肝川の『賑わいのさと』創案者、車周太郎さんの案内で、今日は肝川の奥迄探検する事になった。

肝川の里で、まず戸隠神社へ参拝。昔から女人禁制と言われている神域の山へ入る事を許してもらうためだ。

肝川のせせらぎを耳にし、美味しい空気をいっぱい吸い込みながら歩いて行く。
驚いた事に、巨大な岩がむき出しにゴロリゴロリ、一体どうしてこんなに??
と驚き感心するが、ここは昔から
「岩ヶ谷」と呼ばれている所。

途中にかわいい社がある。
「つと」を供えられた社にも手を合わせ、そのいわれを聞く。
この地の「九頭龍神」が、突然神道によって認められなくなってからも、このように密かに村人達によって祭られつづけているとのこと。

20分も歩くとこの辺りは人里も離れ、いのしし・うさぎ・たぬき・狐が沢山居て、食用にもなっている。道ばたには、れんげ・たんぽぽ・いぬふぐりなどがかわいく春を告げている。

ちょっと一息、手に掬って飲んだ清流のおいしいこと!
生では飲めないまずい水道の水とは全然違う。
汲めど尽きないこの清流は昔から
「袋ケ谷の底なしの水」と呼ばれている。

ところで、阪神大震災の起こる直前迄の数カ月間、この猪名川地区一体では毎日何度も地震が頻発し、『猪名川群発地震』と報道されていた。しかしこの辺り、其れ迄は地震など殆どなかったので、地震計も設置されていず、正確な震度も分からないゆえに、全国的にはあまり問題にされていなかった。

数カ月間、地震にならされてしまった私達は、あの大地震の当日さえ、始めは「今日のはいつもより大きいなァ〜」と言う第一印象を持ったくらいだ。
後に専門家が調査した所、この肝川周辺の地の底には。大きな水の層が有り、水が吹き上がってくる時に圧力が加わって地震になったとか・・・

そんな話を聞きながら進むが、家から車で10分、そこから歩いて20〜30分で、こんな秘境の山に接する事ができるのは実に不思議だ!!