2000年4月25日(火)

< The Beach >

・あのディカプリちゃんの『タイタニック』以来初の映画。
・「地球のどこかにきっと存在するはず」の『楽園』についての映画。

と言う事で期待して観に行った。
始めにコバルト色の空と海が美しい息を飲むようなすばらしいシ−ンを見ると、至極官能的で、其の期待感は一層高まった。

アメリカでのデジタルな世界から離れて、バックパックを背負い、冒険を求めてタイのやって来た青年リチャード(ディカプリオ)。
偶然『地上の楽園』と呼ばれる孤島の地図を手に入れ、同じホテルで出会ったカップルと共にそのビ−チを目指し、苦難の末にまさに楽園のような美しい島に到着する。

しかしその島には同じ思いで集まって来た者のコミュニティがあり、その中ではまた、対立や嫉妬や暴力等が存在する。
楽園のような自然を背景に繰り広げられる、血とマリファナにまみれたコミュニティの闘争、そしてその終焉。
最後にリチャードは、「楽園は自分自身の中にだけ見つけられる」と言う事に気付く。

「それは決して遠い異国の風光明媚な場所じゃない。誰かが考えだしたファンタジーでもないし、鉄道の次の停車駅でもない。今、自分自身がいる場所が楽園であり、自分を幸せにできるものを自分の力で見つけだし、経験する事なんだ」
と、ディカプリちゃんは語った。

そういうお話・・・
見終わって、余り心に残る内容ではなかった。
マ、ディカプリちゃんの若さを見て楽しんだと言う所か・・・
しかし、ロケ地タイのプーケット沖にある
コ・ピピレ・島はキレイだった!!!