レースラベンダー
2000年5月20日(土)
< 1クラスの生徒数 >
朝日新聞天声人語に、小・中学校での1学級の子ども数について書いてあった
「少ない方が子ども達一人一人に目が届いて、授業の理解度を把握できるし、いじめや悩みごとの相談にも、ゆっくりのれるから良いと思うのだけど、文部省の幹部達は多くても差し支えないと言う。」その理由として、
・ 多ければ、子どもそれぞれが社会性を養える。
・ 少ないと野球チ−ムが2つ出来ず、学級内で試合が出来ない。
と言うような、変な理屈をつける。
そして今年また、「40人学級のまま」と言う事に決められたそうな。「人数が少なければ学習効果が上がるという、はっきりした証拠はない。」とも言うが、本当はお金の問題らしい。
「30人学級」にすれば、先生増員のため年間1兆円かかるのでそうだ。それぐらいいいじゃありませんか!!
将来を担って行く子ども達のためにこそ、お金は使われるべきではないのだろうか。以前ニュ−ヨ−クで3年間生活して一番考えさせられたのは、学校教育と、お医者さんの問題だ。
小学校1年生と3年生に編入した二人の娘達を通じて知った向こうの学校は、
驚く事ばかり1クラスは20名以内。
クラスごとに担任の先生のカラ−があり、教室内のインテリアも個性的。
クラス名は、その先生の名前。すなわちMrs.Marsh's Class とか・・・
生徒は、親し気に名前(苗字ではなく)で呼ばれ常に一人一人に目が行き届いている。
授業風景は超リラックス、先生は机に腰を掛け、足を組んでいたり。
「良くできた」とほめるときには、ギュッと抱きしめてほっぺにチュッ。
進度のはやい子には、別の問題集を与えたり、他の科目を自習させたり、得意の学期の練習をさせたり・・・。
出来ない子には、1対1で教えたり・・・
できる子も出来ない子も、ヤル気にさせる配慮がある。教室の半分のスペ−スは、くつろげるソファーや、水飲み場や、本棚があり、。広々している。
トイレにはいつでも "May I go to bathroom?" と言えば自由に行ける。
パブリックスク−ルでさえ、こうだ。名門の私立ともなればもっと行き届いている。しかるに帰国後、大阪の小学校に編入した後は、子どもも親もあきれる事ばかり。
まず登校するのに地域ごとに各班集まって並んで行かねばならないと言う。
(一人で行けるのに、ゾロゾロ並んで行くのはイヤ)
服装については、コト細かく制限がある。皆と変わったコトはいけない「皆と同じ」が良い。(個性がないのは良くないと教えられていた)
教室には、机がギッシリで、スペースに全くゆとりがない。(余りの狭さに唖然)
先生は横暴な言葉遣い、耳をおおいたくなるような悪説。(なんで、こうまで高びしゃな態度?生徒達を愛しいとは思っていない?)分からない子に説明する間、分かってる子はただひたすら黙って待つのみ。
(何と言う時間の無駄!)とくに、殆どの生徒が塾に通って、学校の授業より進んでいるのだから、何と言うつまらない授業!
授業参観に行くたび「子どもら、ようこんなん辛抱してるわ〜!!」と言う実感。ついに私立の学校へ移った。さすがに先生は親身で、子どもに目が行き届いて、安心できた。お願いです、文部省さん。
学校は子ども達にとって、1日の大半を過ごす所です。
そこが楽しい場所であるように、有意義な1日を暮らせるように、せめてひとりひとりに先生の目が行き届くように・・・もっと先生を増やして下さい、日本の将来のために・・