オーナーの浅野さんと、、

2000年6月2日

< エスパーニャ >

いつものシャンソン追っかけ隊、全員関学クラギ(クラシックギタ−部)のOBメンバーゆえ、今日は4人で『エスパーニャ』へくりだした。

このお店のオ−ナー浅野さんは、ギタ−好きが高じて脱サラされて、5年前にギターづくしの楽しい店をオープンされたのだ。
ギタ−愛好家の我々だれもがしたい事を実現されて、羨ましいやら嬉しいやら・・

いつでもギターを弾いたり聴いたりできるステ−ジがあり、月に3〜4回はプロのライブもある。我々が勝手にステ−ジに上がって演奏しても良いし、浅野さんにリクエストして弾いて頂くのも良い。。

壁面には、CD、テ−プ、レコ−ド、楽譜、演奏会のプログラム・・・
ギターの世界の全てがある。
好きなギターの音色に包まれて、1曲聴くごとに、「この曲は、○○の演奏会で、岩本さんが弾いたね、あの時あの親指の動きがすごかった!!」とか、「この曲は、ムロさんが上手に編曲してくれていい合奏曲になったね。」「これは栗須さんの18番、いつもいつもコレ弾いてたね〜」「あのバッハは、越シャンらしい指揮だったね、目に浮かぶよ。」「そうそう演奏会前の強化合宿経慰問と激励にやって来た鷹野さんが弾いてくれたエンカレッジメントは、美しい曲で衝撃をうけたね〜」と、 思い出話しは尽きない。

その間にも「魔笛の変奏曲」が始まったら、阪口さんは大きなスピ−カーの前に座り込んで、首振って聞き惚れる。。

浅野さんのすばらしい演奏も楽しんだ。私も昔必死になって弾き込んだ、ラウロの難曲「クリオ−ラワルツ」、涙が出る程なつかしい・・ まだコピ−機も普及してなくて一生懸命写譜したのも、今となっては良い思い出。。

本当にギター愛好家にとってこの『エスパーニャ』はすばらしい空間だ。
これからもせめて数カ月に1回は、顔出そうね・・・と、なごりを惜しみながら家路に向かった。。

来店のお客さんはやはりギタ−が好きでやって来る人ばかり、そしてお仕事にゆとり(ヒマ?)の出来てきた中年組が多いようで・・・

   エスパーニャは、大阪市中央区東心斎橋  Tel: 06-6251-8066