サテ、なにしよう? 

2000年6月3日

< 修 理 >

家の電気製品がいっせいに故障した。

まず
掃除機
突然、ガー、ガーとモーターの空回りのような音だけがして、吸引しなくなった。何度もスイッチをオン・オフしたり、ゴミ袋を変えたりするがダメ。
これはもう寿命だろうと思い、近くの電器店へ買いに走る。6000円位から、6万円まで・・・

何が違うのかと問えば、音が静かな事と、外へ風を吹き出さない事だと言われた。そんな事はまあいいや、店の人の勧める1.5万円でOK.

次、テレビ。つけようと思ってスイッチを入れたとたん、一瞬明るくなってすぐ消え、その後全く画面が出ない。
メ−カーの修理部へ電話して来てもらう。

事情を説明するなり、「あ、そらブラウン管ですわ。修理より買い替える方がよろしいよ取り替えは5万円以上・・・マ、一応見せてもらいますけど・・」
「でも、うちにあるテレビ4台の内これが一番新しいんよ、とゆうても8年かなァ〜他のもっと古いのんはまだちゃんと写るのに〜?」」
「年数は関係ありません。全く同じ機械でも寿命はマチマチですから・・・」
「一応ゆるんでるビスのハンダヅケだけしときます。叉すぐダメになると思うけど、その時はもう終りですよ。」

そうはいわれても、出張費2000円、技術料6500円、計8500円を払って何とか見れるようになったからには、何だかもうしばらく使えそうな気がした。
しかし機械は正直!! 24時間後に全くつかなくなった。みかけはまだ新しいのに・・・他のテレビよりよっぽどカッコいいのに〜〜と未練はあるがオダブツ・・・

ニノミヤのPC館から家電館のビルへ足を延ばして、テレビを選ぶ。
今どき、どれでも性能はいいから、サイズを選ぶだけで良いと思っていたのが大間違い。橘店長さんは、色々御親切に説明して下さる。

まず近々全ての番組がワイド画面用に製作されるし、目のためにも横に長いのが自然だから、ワイド画面にすべき。
次に、オリンピックに備えて、間もなく高画質の撮影になっていくためD3(だったかな?)の対応ができているのが良い。
それに加えて、テレビは画質が第一だからSonyを勧める。。と言う訳で、店いっぱいのテレビから段々絞られて、平面ブラウン管のFDトリニトロン搭載テレビと相成った。

その次はコンピュ−ターのプリンター
スイッチを入れたとたんに、「ギーッ、ギャーーッ、ガリガリッ、ギーーッッ」と大変な音がする。「いったいどーしたの!??」と、何度も試すが、悲痛な音を出すばかり。

Epsonに電話をすると、「キャリッジエラーですね。出張費1万円と、修理は1.3万円以上かかります。持ち込みの場合は、修理費だけです。」

で、車に載せて新大阪のEpsonまで持って行く。MJ5000C、大きくて重い。地下駐車場から6階まで抱えて、修理部へ。。

「どう言う状態ですか?」「いやもうスイッチ入れただけでものすごい音がして・・.」とい言いながらスイッチオン。
な、なんと普通に動くではないの。スムーズに、機嫌良く・・・
何故なの何故なの???

修理のお兄さん「ちゃんと動いてるので、何が悪いか調べようがありません。ま、 せっかくやから、油でも差しときましょう。」何か肩すかし・・・デモ良かった!

「この機種見たん、ボク今年始めて、、」「ど−言う意味?」「これはもう古い型ですよ〜〜〜殆ど見かけない。よう動いてるわ。。」「ヤー、まだ5年目よ。」「そらすごい、今時、どんどん新しい機種が出て、すぐ時代遅れです。。プリントのスピードが全然違うし、きれいし、安なってるし・・・修理代だけで、いいのん買えます。」

教訓: 今時の電気製品は、故障した時修理して使うものではない。機械が昔より複雑なので、却って寿命が短い。
何でも使い捨て、新しいものを買う方が良策。次々改良されているし、販売した電器店ではまず修理できなくて、メ−カーから派遣されて来るので、修理代プラス修理費がメチャ高い。
と、実感した次第・・・