2000年6月30日

< 西 玉 水 >

ここのお料理は美味しいのだけど、「鯨のお店」なので、そうしょっちゅう食べたくなる訳でもなく、少々お高い事もあって足が遠のいていた。
しかしマイ・グルメノートに2重丸がついてる以上は、その後の様子も知っておかねば・・・と、久しぶりに訪ねる。

大阪南は島之内、明治18年から続く、くじら料理の老舗だ。

4代目の親父さん乾誠治さんはまず、健在。H7のゴルフの腕も健在の由。
ニュ−ジ−ランドの大学でラグビーの選手だったと言う元気な息子さんも親父さんの指導のもと、白い割烹着で板前修行、いずれ5代目を継ぐ。

尾の身造り・くじらたたき・さえずり大豆煮・狩り場焼き・畝酢みそ・小エビとホタテのかき揚げ・くじらベーコン.ハリハリ鍋・・・皆申し分なくおいしく賞味する。最後のおうどん、雑炊も良きだし加減。

愛想良くくじらの裏話:4才メスのナガスクジラしか使わない。小型の鯨は脂が少ないから日を通すとかたくなる。低カロリー・高タンパク・寄生虫皆無で最高の美容食。

やら、多才な趣味の自慢話し:握力70で、足腰強いから良く飛ぶ(ゴルフのティ−ショット)。毎週のように行く広野GCでホールインワン。若い時から
パチンコ・マージャン・はプロ級、夜はカラオケで人気者。。

ナドなど楽しい話題がいっぱいで、その内おなかもいっぱいに・・・
さてお勘定、、二人で30,870円也!
やっぱり、またしばらく来ないだろーな!!
「ど−しても鯨が食べたい」という気には、滅多にならないし、、、
「これだけ払うなら○○の割烹の方がいいな・・」と思ったりして・・・