オーナーの 西尾さん

2000年7月25日

< 囲碁サロン天元 >

旅先で、アキ時間が出来るといつも、その街で碁会所を探す。大抵は駅周辺を見渡すと、看板が出ている。しかし、ここ新宿駅周辺ではちょっと見当たらない。目の前に交番所があったので、尋ねてみた。3人のお巡りさん、口をそろえて言う事ニャ「ここはビジネス街、そんなものはないっ。あったところで一見さんは入れない、どこでも会員制だから・・・」

「そんな〜〜、あると思うんだけど・・・」「ないな! 時間つぶすんだったら、そこのマンガ喫茶でも行くしかないね。」それはあんまりだ、公衆電話のところで電話帳を開いてみる。

あるじゃないの〜いくらでも〜
住所を見て、この駅から近そうな所に電話を入れてみた。
「はいはい、そこから5分もかかりません、どうぞお越し下さい。」と電話口の女性はやさしい。交番所のお巡りさんに文句を言ってやりたいが、そんな時間は勿体ないからやめる。

『天元』はビルの7階、余り腕の違わないお相手を紹介してくださり、夕食の約束時間まで、充実した時間を過ごす事が出来た。

ところでお巡りさんの言う『マンガ喫茶』というもの、何の事かと思っていたら、丁度新聞に、「巷でどんどん増殖中」と書かれてあった。以下朝日新聞からの抜粋なり。

・・・澁谷や新宿は乱立気味、日本橋や大手町と言ったビジネス街にも入り込み、高級店の並ぶ銀座にまで進出した。バブル崩壊で売れない虫食いの土地が駐車場になったように、テナントビルの穴がマンガ喫茶で埋まる。・・・(中略)
今のマンガ喫茶の主流はセルフサービススタイル。お茶・ジュ−ス・飲み放題で、飲食物の持ち込みもOK。最初の1時間が400円前後で、あとは時間に応じ追加料金を払う。・・・(略)   マンガ好きにとっては図書館、学生にとっては暇つぶしの場、サラリーマンにとっては、休憩所の役割を果たすらしい。。

そんな「本当の時間つぶし」は勿体ないナ〜〜。
囲碁はすっごく楽しいのに〜〜〜〜