スタート前のひと時

2000年9月21日

< むらさき会 >

「家から近いので気軽に行ける」という事で購入した、『川西ロイヤルゴルフ倶楽部』であったが、数年前になぜか経営者が変わり、『川勢カントリー倶楽部』と、名前も変わった。

その折には、ネームプレートの制作などの名目で、2万円ほど請求されたが、メンバーはそのまま以前と同様にプレイする事が出来た。

メンバー同士で、誰でも二人スケジュールが合えば、予約もしないで当日行った時間にエントリーでき、気楽な事だった。

ところが今度は違う。訳の分からない五社興産とやらから突然の連絡があり、「川勢カントリーは、わが社のものになった。よって今までの会員権は全く意味がない。新たに○○円を納入すれば、会員並みのプレイを許す。」というのだ。

川勢カントリークラブからは、「ゴルフ場用地の50パーセントを競売で取得し、『乗っ取り』という暴挙を画策し、会員の皆様にご迷惑をおかけしてしまいました。」などというのだ。

我々には真意は分からない。
開場10年を過ぎてから、名義だけで殆どプレイに来ない会員たちから、会員権の返却が続き、その返還のための金策がつかないばかりに、乗っ取られたというかっこだけしているのかもしれない。

いずれにしても会員権は紙切れとなった訳である。

ところで、それならば毎月女性会員だけで楽しんできたコンペ「むらさきレディース・コンペ」の締めくくりをしょうということになった。
かくて本日、騒動があって以来数ヶ月ぶりに仲間33名が集い、最後のコンペを楽しんだのであ〜る。

それにしてもだ、、乗っ取られてまた『東海カントリー倶楽部』と名前を変えたものの、こんなややこしい事ばかり続くコースに、新たに会員になるものがあるとも思えない。元会員に「メンバーフィーでプレイさせてあげる」ではなくて、「リオープンしたけれど、毎日開店休業状態.では経費ばかりかかって、収入が計れない。お願いですから、今までどおりお越しください.」とでもお願いにまわるべきではなかろうか?

わが倶楽部だけではない、つぶれかかってるゴルフ場のなんと多い事か。そして今、どこのゴルフコースでも、値引き合戦がはなはだしい。

プレイフィーを、大幅割引しながらも、○番ホールでパーを取れば千円、バーディ取れば2千円。クイズの抽選に当れば10万円・・・などと、現金を渡すコースもある。
一度行ったコースからは、ファックスや封書でサービス券を次々送ってくる。

今や、特にメンバーにならなくてもプレイフィーもメンバーと変わらない。しかもいつでもエントリー出来るとなれば、ゴルフ愛好家にとっては、ある意味では、とてもありがたい世の中といえるのではなかろうか??