2000年11月23日

< 宇治川ライン >

 

                石庭拝見           東光寺のお茶席待合・お庭は杉苔で覆われて・・

美しい秋晴れ、おせつのお茶会があるので、京都東福寺へ。

なんという人出!!
まるで初詣の時のような行列!
暖かいし、できるだけ乗りたいZZRにまたがって行ったものの、そのバイク一台を停めるスペースさえない。警備の人に、臨時駐車場を教えられるも、一方通行を行ってるうちにどんどん東福寺から離れてしまう。

かれこれ1時間もかかって、やっと駐車。車の人達は渋滞の列が全く動いてない、忍耐強く並んでおられる。

本日の催し、お茶会と筆供養のお客だけではなくて、境内のもみじを見に来る人が多い。残念ながら紅葉はまだ盛りではなかったけれど、広い境内は人と車で埋め尽くされ、方丈のお庭も、廊下にずらーーーと人が並んでの鑑賞!

京都のお寺でゆっくりお茶席でのひと時を・・・というイメージから程遠く、早々に雑踏を抜けて、市街を離れてバイクを走らせた。

渓谷沿いの宇治川ラインは、紅葉も美しく、渓流を見ながらのツーリングは最高だった。車もなく時々すれ違うバイカーが、手を上げてあいさつをしてくれるのがうれしいのだが、坂道でカーブでは手を離すのがチト不安で、こっくりと首で返事を返したりして・・・

あまりの爽快さに、バイクを停めてその気分が分断されるのが惜しく、「きれい、きれい!」と眺めながらも、一枚も写せなかった。車なら、何度止まってカメラのシャッターを押した事だろう・・・

 

石山寺まで行くと又たくさんの車と人出。
門前の店にて、蜆ごはんと熱い鍋うどんで、ホッと一息。

暖かいのでつい足を伸ばしてしまい、日が暮れてしまった。夜は伊丹でギターの演奏会があるので、大急ぎで帰ったが、やはり夜風は冷たい。もう少し防寒対策が必要な事を身にしみて感じた。

帰途コンビニの前の自動販売機で買って飲んだ缶コーヒーのおいしかったこと!!
かじかんだ手を熱い缶で充分温めてから、しみじみ味わった事である・・・