2001年1月7日

 

< WHAT LIES BENEATH >



ハリソン・フォード&ミシェル・ファイファー

怖い映画だった!!
そんな内容とは知らずに行っただけに、すっごく怖かった!!

始めは、仲の良い夫婦の情景。ヴァーモントの美しい湖のほとりにある瀟洒な館に住み、夫ノーマンは著名な博士で、家庭ではやさしい人。日々のスキンシップも愛の表現が自然ですてき。

妻クレアは、元チェリストのブロンド美人。幸せに暮らしていたが、一人娘のケイトリンが、ボストンの大学に旅立って行った頃から、家の中で奇妙な事が起こり始めた。

恐ろしい不思議な現象がエスカレートしていくにつれ、クレアはノイローゼ気味。ノーマンには精神科へ行くように言われる。

その間の小さな出来事の重なり(風もないのにドアが勝手に開いたり、棚から写真立てが落ちてガラスが粉々になったり、突然大音響のロックがラジオから流れ出したり、バスタブに女性の顔が映ったり・・・)が、徐々に、ますます恐怖を募らせていく。



【これからこの映画を見る予定の方は、これ以降は、読まないで下さい】

結局は、それらの不可解な出来事は、クレアの気のせいではなく、過去にノーマンが、自分の過去の情事の清算のために犯した殺人の犠牲者である若い女性の幽霊の仕業だったのだ。

まことに美しいヴァーモントに、この映画の為に建てられた2階建ての家は、平和なシーンの折には、幸せのシンボルのように見えていたのに、物語の変化につれて、どんどん不気味な館に見えてくるのがさすがだ・・・

それにしても、あのいつも“いい男”を演じてきたハリソン・フォードの恐ろしい演技が、あまりに迫力あってショックだった。
しかも深夜にこの文を書きつつ、怖ーいシーンが甦ってきて、耐え切れず、「明日太陽が昇ってから続きを書こう・・」と断念してパソコンを切ったものの、お風呂に入るのも恐怖のひと時だった。おーーこわ!! だってまたあのバスルームの幽霊の顔が浮かんできてさーー

もうこわい映画はごめんだ・・・
ちゃんと内容を確認してから映画を見ることにしよう・・・・・・・