2001年2月25日

< 月ヶ瀬へ >

この頃車を走らせてると、やたらとバイクが目に付く。少し暖かくなって、一挙にバイカーたちが湧き出てきたような・・・

おいらだって、乗りたくってムズムズ、まだ咳も出るし、山ほど用事はある。でももう我慢できない。長い間お相手できなかったKawasakiZZRのエンジンをかける。しばらくチョークレバーをいっぱいにひいて、やっとかかった。バッテリーあがってしまいそー・・

行くぞー、きょうは奈良だ!月ヶ瀬だ!!
171号線→ 箕面を通って枚方へ。 車いっぱいの市街地は、速く抜けたい。

307号線に入ると急に車が少なくなくなって、快走。田原小学校から、62号線を南下。
右に左に整然と並んだお茶畑を見ながら、山を越える。


163号線にぶつかると、雄大な木津川を見下ろし絶景かな・・・
ずっと木津川沿いに走って大河原から82号線を下りる。それにしても山の天気は変わりやすい!真っ青な空も一瞬にして雲に覆われ、粉雪がにわかに吹雪となる。クワバラクワバラ、積もりませんように・・・

今度は名張川を眺めながらの美しいコース。途中『高山ダム』で小休止。
あと添上郡・月ヶ瀬村まで一気にバビューン!

   全国的に珍しいアーチ重力式ダム

月ヶ瀬に入ると、川に沿って「梅祭り」と染め抜いた桃色ののぼりが並んで立っている。かすかに希望もあったけど、やはりこのあたりはまだつぼみ固し、3月半ばが見頃だそうだ。(和歌山県南部では本日満開)
赤い月ヶ瀬橋を渡って、梅林の上までドドドーッと駆け上がる。

重いヘルメットを外すと顔に触れる空気は冷たかった。
関西を代表する梅林だけあって、さすがにすばらしい。苔むした枝ぶりのいい古木が果てしなく続いてる。見事な梅の木が数知れず・・・
月ヶ瀬湖を見下ろしながら、なかなかの絶景かな!

さて道中立ち寄った、コンビニのフランクフルトとコーンスープでごまかしていたすきっ腹を満たさねば・・・

『美晴荘』の落ち着いた部屋で、座敷の障子を開け放ち、間近に眺める梅林と眼下に見下ろす湖は美しく、それに霜降り伊賀牛のみぞれ鍋(お鍋の出し汁に、大根おろしとにんにくが入ってる)は、おいしくって大満足。

1日道案内をしてくれたもっちゃんお疲れ様。方向音痴のおいら1人じゃーここまで来れないもん、楽しい1日だった、ありがとう!!
たまったストレスもめでたく解消!
本日の走行距離195キロなり。