2001年3月9日

< 上村 博道さん >


  こーんな所へ行ってたんですって!!

エミちゃんのお友達上村さんは、昨夜北極から帰ったばかり。
“ついでにちょっとエミちゃんのお見舞いに”と言って来られて、一緒にお話した。どこがついで〜?

友だち多しと言えども、身近に北極へ行った人などいないので、興味深々。北極の地図を見せてもらいながら、ひと時北極の話題で盛り上がる。
北欧最北端の地・ノルウエーのノール岬にも行ったエミ&スティーヴにとっては、親しい土地のように話し合ってるが、おいらにゃ未知の土地。

話を聞きながら、「なに、その マグネティックポールって??」だの、「どこどこ、そのリゾルートってーー?」と、話の腰を折ってしまう。
そのResoluteには、飛行機も停まるし、立派なホテルもあるそうな・・・一体零下何10度かと思えば、零下15度くらいだナンテ・・・

んじゃ、ニューヨークと変わらないジャン。寒がりのおいらにも行けるかな?豪快な笑い声と共に聞く北極話は、いと魅力的だ。北極の狼の毛皮も、ちょびっと頂いた、ふかふかだー。

それにしても、この上村さんたら、3年前には標高8848mの世界最高峰チョモランマ頂上を征服し、その後、しばらく「アマゴ釣り」でのんびり暮らし、次の目標「北極」の調査中なのだそうだ。雑誌で“夢追い人”と、大きく取り上げられた人である。

いやはや聞けば聞くほど呆れてしまうが、その昔バイクで日本中を走り回り、アフリカ横断(サハラ砂漠は4回走った)し、アフリカ大陸最高峰キリマンジャロにも登った。その3年後には、北アメリカ大陸の最高峰マッキンリーをも征す!

その後、カナダのマッケンジー川の源から河口の海まで約1500kmを、カヤックという小船で1ヶ月半かけて旅したという。
こちとらただただ「へーーーっ、ほーーーっ!!」と、驚くばかり・・・

それがちゃんとお勤めもして、資金を作っては実現していく、それもさりげなく・・・   なのだからすごい!

そしてそんな夢のある話を、子供達のために執筆したり、その原稿料は、すべてユニセフに寄付したり・・と、本当にすばらしい人生を送っておられる。

今日叉こうして、“エミコ・ワールド”の一員とお友達になれた、うれぴ!
その上村さんから、その後メールを頂いた。うれしいからその一部をご紹介。

今回のエミコの見舞いでは、北極遠征の素質がある人を見出して嬉しかったでした。
こうしてエミコを通じて、様々な人と出会うことは、旅みたいで楽しいです。僕が旅の魅力を一番に感じた事は、人との出会いでした。普段の狭い生活環境では、決して会うことはないだろう人達と話が出来て、視野が広げられる事が面白いです。
かわいい子には旅をさせよ、とは格言ですし、人間社会の根底は昔も今も変わらないような気がします。
またお会いできることを楽しみにしています。