2001年8月11日

< 松江で舌鼓 >

 

今回のツーリングは1週間、山陰・九州・四国を走る予定。
お昼前に家を出て、宝塚インターで集合、yukkyに見送ってもらってシュッパーツ!

中国自動車道・落合Jct.から米子自動車道に入り、米子からは9号線で西へ向かって夕刻6時に松江入り。

シャワーを浴びて早速お目当ての『川京』へ。そう、今回の旅のテーマは『美酒(地酒)・美食(土地の料理)』

宍道湖名物「七珍料理」を掲げて、元気な大将と、艶のある美声の奥さん、和服の似合うお嬢さんで、切り盛りしている。14人で満席、カウンターだけの小さなお店。人気を聞きつけて遠方からも客来たり、、予約なしでは難しい。

我らの右隣りは、広島からのお客さん、ただただ黙々とおいしそうに食されている、充分2人前以上! 左隣りは先週東京から転勤してきたばかりという会社員「前任者から松江ではここだと、聞いて来ました。」と。

偶然店の前を通りかかって客となり、店が忙しそうなので手伝い、そのままお嫁さんになった・・という川京夫婦の息はぴったり合って感じがいい。大将の楽しいお話を聞きながら次々お皿をからにしながら、大満足の世界!

海水と淡水が程よく混じる汽水湖である宍道湖は豊かな漁場である。
七珍(しっちん)とは、スズキ・シラウオ・アマサギ(ワカサギ)・コイ・モロゲエビ・シジミ・ウナギのこと。今の時期はその内、スズキ・手長エビ・シジミ・ウナギ。

新鮮な魚に加えて大将の創作料理、ウナギのたたき・オタスケシジミ・ウナギくんも美味。お酒は、「出雲誉」(竹下登氏の生家)、「七冠馬」(馬主の息子が酒屋のお嬢さんと結婚して)、「月山」(尼子燃ゆ)、「奥出雲」・・・・これまた美味!
お料理にも、お酒にも緑の葉っぱが添えられてさわやか。
まずは第1日目、「美酒美食」は◎

 

  

     手長エビのから揚げ         ウナギのたたき(とんぶりがのってる)

 



      スズキの奉書焼            美酒なり・・・