2001年10月21日

< TIサーキット英田 >

R2−1全日本ロードレース選手権 第8戦 TI  決勝

週間予報も、きのうの予報も「21日は晴れ」だった。けど、今朝方「降水確率10%」の予報。雨なんて気にもしてなかったのに、なんと一日中雨中での観戦と相成った。
かずまくんの計算どおり、家を5時20分に出て、安富PA6時半(もっちゃんと合流)、そして8時前にゲートでkodamaさんのお迎えをうけた。

 

     

     HRSのピットの真ん前の席で観戦      場内の移動はkodamaさんのMonkeyで!

 

 

雨の中、転倒車が続出、ドラマが生まれた     遠くに霞む山々は幻想的で雨もまた良し

 

スタート・スタンバイ : 一瞬あとにはものすごい爆音と匂いを残してGo!
その度にもっちゃんは「この音、この匂い、たまりませんねーー!」と言う

 

 

堀田英人 選手 (kodamaさん撮影

 

Xtreme Bike Champion ・ Kevin Carmichael

ウイリー・ストッピー・パワースライド・・・ノーフロントウイリーで走りつづけて唖然・・

バイクに詳しい3人に囲まれての観戦は、詳しい解説付きで、大変有意義であった。
3人の交わす会話の中の分からぬ言葉はいちいち「バックマーカーって?」「ハイサイドって?」「アフターファイヤーって?」「ワークスって?」と、何を聞いても詳しく初心者用に説明してくれる。
kodamaさんは、凄腕だ。でっかい望遠レンズで写し、まめに撮影場所を変え、時々はピットへリザルトを聞きに走り、その上、我々に色々気を遣ってくれる。「よく出来た人やねぇー」「よく気のつく人やねぇ〜」「若いのになんでもよく知ってるわねっぇ〜」と、感心しきり。

一番応援に身の入ったのは、やはりDracula息子さんの出るST600。スーパーバイクもやはり迫力あり、エンジンの音が違う・・・
雨中ゆえにハプニングも多く、先頭集団に居ながら、最終12周目や15周目に転倒した選手は気の毒でならない。しかし「コレがレースなんだな・・」


 本日の大失敗
スーパーバイクのレースに気を取られて時間を忘れていた。ふと気が付くと駐輪場からバイクの走る音が聞こえてきた。「あっ、体験走行の時間だ!Cパドックへ行かなくちゃ!」
慌ててバイクにまたがるがエンジンかけても進まない。アー、下がぬかるみだー、と一層アクセルふかしていると、隣りのバイクの人が「ロックが絡まってますよ」
Oh,my God !! 滅多に使う事のないロックをかけていたのに、はずすのを忘れていたのだ。見ると、太いロックがディスクとチェーンカバーの間にしっかり食い込んでびくともしない。鍵穴に手を挿し入れる事も出来ない。かずまくんにSOS!! 飛んできてくれたかずまくん、冷静にシートからツールキットを取り出し、チェーンカバーをはずして、絡まったロックを離してくれた。しかしキーを差し込めない。「鍵穴に砂が入ってます」と、これまた冷静にヘアピンで砂を掻きだし、めでたくロック解除。
もう既にサーキット走行は諦め、このまま帰れなかったらどうしょうとまで思っていたのに、見ればまだ移動中のバイクあり。「行ってみるわ・・」と言葉を残してスタートのところへ走った。
で、無事サーキットを走った。感激!! かずまくんありがとう、すっごく頼りがいあったよ!

 霧雨の走行
帰りはすっかり日も落ちて、真っ暗。しかも雨は降り続いている。3台並んで走るが、後ろのライトが我がバックミラーに入るとまぶしくて前方が全く見えない。対向車のライトもこれまた、前方が真っ白になって何も見えない。しかもめがねやバイザーについた水滴がきらきら光って反射する。道路は山道、くねり道、先は見えない。コレは今までで一番走りにくかった!!