2001年11月9日

< 眠りのコンサート >

 

 

この3日に、NHKホール大阪がオープンした。
6月にエミ&スティーヴが『とっておき関西』に出演した折には、まだ建築中で、随分年季の入った古いビルの中だったけど、その並びに超近代的なビル「NHK大阪新放送会館」が完成。ガラス張りの丸天井からは、大阪城がきれいに見える。

その中の“NHK大阪ホール”は、すばらしい! 客席数1400で、最新のテクノロジーが駆使されている。そのホールで本日は、宮下富実夫さんの『眠りのコンサート』開催。
全席自由席ゆえ、開演1時間以上前から、一階受け付けは人であふれていた。

 舞台にはシンセサイザーが並び、バックのスクリーンには、美しいコンピューターグラフィックスが映し出される。きれいな画像や、羽の舞ってる画像などが・・・
そして、宮下さんの演奏、心を癒す音楽“ヒーリングミュージック”の始まり。演奏の前に「聴き込まないで、聴き入らないで、聴き流して下さい。それでは安らかな眠りを体験してください。」とのお話があった。

ロビーでは、首にあてる安眠枕も販売し、耳に心地よい演奏が始まると、観客は椅子の背に頭をもたれさせ眠りの世界に落ち込んだようで、1400席いっぱいの客席に静けさが漂った。

国民の5人に1人が睡眠障害を持つとされる現代に向けて、この宮下さんは、聴衆に心地よいうたた寝を提供する『眠りのコンサート』を開催し、7年間で6万人を眠らせてきたということで、話題を集めている。

私も物販(CD・本・枕)のお手伝いの合間に、客席の後ろで快い眠りを味わった。

 

眠りの時間、私たちは古いものを新しいものへと入れ替え、自然に帰る蘇生のときです。
「眠りのコンサート」は、レム・ノンレム睡眠の90分サイクルで構成され、眠りによる自然治癒力を最大限に引き出すよう、
右脳で音を感じながら、左脳を休ませてあげる‘うたた寝’に誘います。
心地よいシャワーのように全身で音を感じながら、体を休ませ、まどろみの中で気持ちよいイメージの旅・夢に遊んでいただけます。          
                   宮下富実夫

  参照      http://www.biwa.co.jp/
                  
http://www.ny.airnet.ne.jp/kanami/diary01_11_2.htm