2001年2月18日b

< まだま村 >

残念ながら予約なしで来たので(そりゃそうだ、今発見したとこなんだから・・)、話題の「縄文ランチ」にはありつけなかったが、「縄文そば」900円なるものを、囲炉裏端で味わった。7000年以上の歴史がある黒米と赤米の古代米で出来たおそばだってさ・・具がたくさん入ってておいしかったー!!


そばでルカさんが囲炉裏の火を熾してくれたり、熱いお茶を入れてくれたり、楽しいいるかのおはなしをしてくれたり〜〜

「ルカさん」という名前、てっきりキリスト教がらみだと思っていたらば、なーんと「いるか」が好きだから使ってるペンネームだってさー
で、彼女の著書『るか、デブッチョ宇宙人おばちゃんと出会う』を買うと、見返しに“愛を込めて”の言葉とともにイルカの絵が!!

エミちゃんはアザラシ・・・ ルカさんはイルカ・・・
おもしろいわねーー
カナダへの留学、オーストラリアへアボリジニに会いに行った事・・・これはマキと一緒じゃん。なんだか初対面とは思えない親しさを感じて、しばし話が弾む。


「まだま」とは、魂を磨くの「磨魂」
塾経営のお父様が突然インドへ放浪の旅に出て、帰国後丸坊主になり、家族の反対を押し切ってこの山の中に土地を借り、全財産をつぎ込んで建てたそうな。

全国から取り寄せた民家20軒分の古い(200〜300年前の)柱を寄せ集めて、新しい設計でモダンに作られた。よしぶきの屋根はよしを6000束使ってある。囲炉裏があって、舞台があって、ちょっとしたライブやイベントができるようになっていて、180人くらい入れる。

その「まだま村」は、みんなの美しい心を取り戻せる場所として建てられたはずなのに、憩いの場所としては全く広がらず、8年間経過。廃れゆくまだま村を、一念発起「茶房まだま村」としてオープン。いつの間にやら口コミでお客が増え、1ヶ月もしない内に、テレビ局が訪れ、マスコミに次々と紹介され、全国に知れ渡るようになったのだそうだ。

そーなんですかー‐、おいらテレビを見ることはないので、知らなかった・・・でもこうして出会えたのはなんかの縁と言うものだろう。。。。。

くつろいだ気持ちで外へ出たら、石碑が目についた。
「念ずれば花ひらく」と、刻まれてあった。