2001年7月21日

< 高ボッチ高原 >

 

背景は↑今ちょっと霧がかかってるけど・・晴れ間には、↓のように、見渡せた。

 

さて今朝は、諏訪湖畔を走った後、霧に視野を阻まれながら山道(オフロードがほしいような)を登って高ボッチ山へ。狭い山道の前の視野が突然開けて大パノラマ!!

標高1665mの高ボッチ高原からは、遥か御岳・鉢盛岳・乗鞍岳・穂高岳・槍ヶ岳・常念岳・大天井岳・燕岳・鉢ノ木岳・爺ヶ岳・鹿島槍ヶ岳・五龍岳・唐松岳・白馬岳が、見渡せる。しばらくはその雄大な展望に魅せられた。

その後、R152・杖突街道を突っ走り、桜で有名な“高遠”を通って、“伊那”へ・・・
まだ11時前だったけど、有名な伊那ローメンを食せずに素通りするわけにも行かず、ローメンの店≪萬里≫に寄った。

 

にんにく茎ローメン        神秘的な飲み物

 

「ローメン」は、全国でもここ伊那だけの食べ物だそうで、上伊那には44店が加盟している「いなローメンズクラブ」なるものがある。ローメンは、中華麺を蒸して使うそうだ。
さて、いろんなローメンのメニューに並んで、オットセイのペニスと睾丸焼酎・コブラと肝臓焼酎・トラのペニスと睾丸焼酎・冬虫夏草酎などのビンが並んでいた!

お腹いっぱいになって、一路家路に向かった。
美しく雄大な“天竜川”を左に見ながら快走し、“飯田インターチェンジ”から中央自動車道に入る。土岐からはR21で、ひたすら西に向かって走る。

岐阜では墨俣城に立ち寄り、彦根で湖岸の風に吹かれて日の落ちるのを待ち、のち湖岸を走って一気に家まで・・・
道中結構車の量が多かったのだが、すいすいとすり抜いて行った。

* 本日の走行 : 463km (3日間計 約1400km)

* 今回のハプニング : 山道が多いツーリングで、景色に見とれて場所を構わず駐車して、バイクを離れて、カメラを構えてから勝手に転倒・・・

* 今回の教訓 : バイクは2輪であることを忘れない事! いつも乗ってる4輪の車と同じ気持ちで、どこへでも停めるものではない。地面が前下がりだったり、左下がりだったりすると、停めてしばらくしてしてから重みでズズズーーーッと、こけちゃうんだから〜〜

* 今回感激したこと : 渓流伝いに良く走ったが、その水の澄んできれいなこと!!そして走っても走っても、美しい緑の山があること! 海外ではこんなに豊かな緑は見られない。北海道や、九州の景色のような感じもあり、信州の山々を見直した。

* 今回うれしかったこと : 神戸のナンバープレートを見たたくさんの人に、親しく声をかけてもらった事。

・ 交差点ですれ違った大型トラックの運転手さんが、高い運転席から「いいのに乗ってるねーー、気をつけてね」とニコニコ声をかけられた。
・ コンビニの駐車場で、ヘルメットを脱いだ途端、横に車を駐車してた男性から、「わー、このバイクこの女の人のだってーー! ママ、見てごらんよ、すごいよ、いいねーーー」と若夫婦二人して絶賛してくれた。
・ 信号待ちしてて、横断してる親子連れから、「へーー、神戸からこれで来たの、すばらしいねー、気をつけて楽しんでね。」と、にこやか親睦。
・ SAで、隣に停めたぴっかぴかのハーレー兄さん、ランニングのようなシャツから剥き出しの腕は、立派な彫り物が・・・でもバイクの話になると、もう相好をくずして話してくれた。なんだかうれしい・・・