2001年7月21日・続

< 墨俣城 >

 

墨俣一夜城跡(歴史資料館)         展望台から、長良川・金華山(岐阜城)などが一望できる

秀吉が一夜にして城を築き名をあげたと言われている、墨俣城(スノマタ)。
ちょっと立ち寄ってみた。門前には、老夫婦がおいしそうなみたらし焼きを売っていた。

織田信長が美濃攻略の拠点にすべく、砦を築こうとしている墨俣は、敵地である上に、木曽、長良、揖斐の3大河川が合流する大氾濫原の真っ只中にあった。
再三にわたる失敗に業を煮やしていた信長は、「それがし、7日にて築いてご覧に入れまする」とぬけぬけと言ってのけた藤吉郎にこの大任を命じた。

1566年、藤吉郎は蜂須賀子六のところへ向かい協力を得ると、なかば野武士のような一隊を率いて、敵前工事をすぐはじめた。攻めてくる斎藤軍と戦いながら、昼は馬柵作り、夜は築城と夜を日についで急がせること3日、とにかく砦の形はできた。翌日、ふたたび攻めてきた斎藤勢はこのニセ砦を望見して驚き、逃げ帰ったそうだ。

このことが秀吉の出世への重大な足がかりとなったのであ〜る。
何事も、理屈で考えてしり込みするよりも、とにかく「やってみなくちゃー」ネッ・・・

それにしても「川のある風景」って、いいなぁ〜

 


ひょうたんに願かけて・・・