2002年1月28日d

< モンゴルの里 >

観音湯構内に、モンゴルの遊牧民のテント型移動式住居(ゲル)が、3基ある。
それぞれ宿泊施設、レストラン、展示場になっているのだが、「ちょっと、お茶でも・・・」と思ってドアをくぐったゲルの中は、想像以上に大きく広かった。

内装は個人の好みでいろいろだそうだが、このゲルは赤色基調のインテリア。テーブルや柱は,大変カラフル・・・日本では湿度が高いからやはりこのようにしっかり塗料があるほうがいいそうだ。

カウンター席にはおなじみさんらしい人達が、お酒片手にくつろいでおられる。とても居心地が良さそう。
とりあえずお茶を・・と思ってスーティー茶を注文。
アツアツのミルクティーといった感じだが、バター・岩塩・あわなどが入っていて、一味違う。




スーティー茶と、その葉   ご主人スーチンドロンさんは外出中だったが、奥様智津香さん
                   とは、初めてとは思えないほど打ち解けてお話できた。

当時留学生だったご主人と、学生結婚し、モンゴルにも2年間住み・・・
「自分の生き方」をして来た人はみな魅力的だ。お話もさりげないけど興味深い。
このゲルも二人で建てた(組み立てたカナ)そうだが、その作り方やら失敗談やら、話は尽きない。

 



ホーショール(モンゴル風ピロシキ、  羊肉と白ネギ、   へールスンボーブ、    湯葉とセロリの炒め物 

適当にお腹もすいてきて、お料理を数種注文。 智津香さんは、ちょっとお話を休んで、厨房で手早く調理。
どれもおいしく口に合うが、特に日本人用にアレンジしたわけではなく、現地そのままだそうだ。
特に、羊肉と白ネギの炒め物を、ヘールスンボーブ(手焼きパン)と共に食すのが気に入った。

今まで親しみのなかったモンゴルの生活が、急に身近なものに感じられ、今度はゲルに宿泊して、天窓から星を眺めながら、もっとモンゴルの世界に浸りたいと思った。。。

帰宅すると、今日ご不在だったスーチンドロンさんからご丁寧なご挨拶のメールが届いていてうれしかった!!
そうだわ、今度はスーチンドロンさんと、お母様にもお目にかからなきゃーー

 

http://www.ny.airnet.ne.jp/kanami/01-10/20011023.htm  「モンゴルの里」ゲル外観

http://www.kuidaore-osaka.com/2top/fumi/07_magic/syoku/syoku_05_02.html 「モンゴルオルゴ」

http://www.city.sasayama.hyogo.jp/kouhou/kh011002.html  篠山市広報誌に記載された記事

http://www.ne.jp/asahi/kazeno/kai/     「モンゴル風の会」HP