２００２年４月９日
＜ 萬屋醸造店 ＞
初めて「春鴬囀」ｼｭﾝﾉｳﾃﾝと言うお酒を知ってから、その名前がすごく好きだった。
http://www.ny.airnet.ne.jp/kanami/99-12/19991208.html diaryから 「春鴬囀・１」
教えてくださったFlowerさんの実家の数軒先にその酒蔵があるという。美しい山に囲まれた
その増穂町のお話を聞くにつれ、これまた機会あれば訪ねたい・・・と願っていた。だから春鴬囀の蔵元・萬屋醸造店も、今回の旅のスケジュールにきっちり加えておいた。
宿から連絡を取ってもらって、朝一番に直行。寛政２年に蔵を開かれたと言う歴史がそこここに感じられる。優しく温和なお人柄の中込元一郎社長（なんと８代目！）に丁重に迎えて頂き、酒造りの作業場を覗かせていただいたり、本日は定休日であるにもかかわらず、「酒蔵ギャラリー・六斎」も、開けてゆっくり案内してくださって、楽しいひと時を過ごさせていただいた。
「六斎」では、落ち着いた空間の中で、唎き酒を楽しむ事が出来、階段の上のギャラリーでは、当蔵にゆかりのある与謝野晶子に関する所蔵品や、数々の美術品を展示されている。学芸員の資格をもつ奥様が、管理なさっているそうだ。
