2002年4月10日c

< 時之栖 >

     TOKINOSUMIKA

グズラさんに「こんなとこもありますよ。」と、教えてもらって、そのウエブサイトを見、色々楽しそうだったので、3日目の宿はここに決めた。
なにやら「行くとこ・見るとこ」が多そうなので、早めにホテル入り。

で、お茶で一服した後、外に繰り出した。6万5千坪の自然郷の中に、温泉・食事処・美術館・テニスコート・手づくり工房・ありがた山などが、木々やお花の美しい遊歩道を通って周ることができる。

まずは「御殿場高原ビール」にちょっと立ち寄り、「手づくり工房」をのぞいた。そして「せっかくだからちょっと・・・」のつもりで訪れた「前島秀章美術館」が、殊のほか興味深くて、じっくり時間をかけて拝見した。


4つの棟から成っていて、氏の木彫・レリーフ・絵など200余点の作品が展示されている。作品に使われている木は、すべて赤樟(くすのき)で、樹齢300年から400年の風倒木が使われている。

「300年生きた木は、倒れて死を迎えるのではなく、わたしと出会い300年以上の新しい生命を得て生き続けるのです。」と、おっしゃるとおり、どの作品も活き活きほのぼのしていて、我らうるさいおばちゃんたちの心を打った。
幼少の頃から絵を書くのが好きだったそうで、小学生の時の木彫りの作品も素晴らしいものであるのに驚きもした。

心が和んだあとは、おいしい食事と、温泉でくつろぎ、満足満足で部屋に戻った。。。
ちょっとお尋ねのフロントの電話の応対も気持ちが良くてうれしかった。
ウエブサイトのトップページにある時之栖社長の「庄司語録」を拝読して納得した。

翌朝は、1800体のお地蔵様のおわす「ありがた山」にお参りしてから出発した。

「時之栖」 静岡県御殿場市神山719
       電話: 0550−87−3700

http://www.tokinosumika.com/