2002年5月1日

< 雨の十津川村 >

 

昨夜はすごい雨の音がしていた。朝起きると雲が切れて雨は上がっている。「よかった−」と思ったのもつかの間、またシトシト、ザーザー降り出してやみそうにない。仕方ないので「雨の予報はないけど念のために・・」と持参したカッパを着用。考えてみればこのあたり、日本で1番雨量が多い地域だったのでは・・・
結局一日中カッパを脱げないお天気であった。
しかしお陰で、やまなみにかかる霧はいと幻想的で、目を楽しませてくれた。


谷瀬の吊り橋: 長さ297m、高さ54m。鉄線橋では日本一の長さを誇る。
橋の中央に近づくにつれ、谷の深さと揺れがどんどん増してゆく。1度に20人以上は通れない。昭和29年に800余万円を投じて作られたが、それには谷瀬の人々の1戸当たり20万円という協力を得て完成できたそうだ。

 

雨・雨・・雨が止まない、、 「21世紀の森」

 


シャクナゲの森: 紀伊半島森林植物公園「21世紀の森」
日本のシャクナゲの樹高は、一般に2〜3mであるが、世界には約1000種類もあり、なかでもヒマラヤや中国には樹高10mにも達するものがあり、シャクナゲの森を形成しているそうだ。ここには、そういった大きくなる種類を中心に1万株植栽してあるそうだ。昨夜からの雨に叩かれてせっかくのシャクナゲも落花多し。

「昴」から40分ほど・・・ということで向かったのだが、途中道を間違えて425号線の道はどんどんあやしくなってきた。落ち葉・木の枝・石ころ・泥で、道は殆んど覆われている。降りしきる雨の中、ズルッと滑るとガードレールもなく谷底へ落ちるようになっている。あともどりあともどり・・・

 

道中たくさんの滝に出会った、これは「不動滝」。 小さな吊り橋も。
ずっと雨だから、バイクを降りてもヘルメット&カッパつけたまんま・・


十津川村 〜 425号線 〜 21世紀の森 〜 R168 〜 大塔村 〜 

五条〜 R310 〜 R170 〜 西名阪・藤井寺 〜 近畿自動車道 〜 

中国自動車道         

〔帰りの走行: 191km〕 お天気がよければもっと周りたい所もあったが・・・