2002年6月1日

< 吉備路 >

「やさしいゆみこさんにお会いしたい、、気になる「ぼかし風呂」を試みたい。」の思いで、倉敷へ向かった。前もってわざわざ送ってくださった、数々のパンフレットや地図を参考に、寄り道をしながら、もっちゃん&スミト君と楽しいツーリング。

 

 

『満奇洞』 Makidou
歌人与謝野晶子が、「奇に満ちた洞」と詠んだことから、満奇洞と呼ばれるようになった。
高梁川上流県立自然公園の石灰岩で出来たカルスト台地の中に出来た洞窟である。
「雄大で繊細、豪猛にして精緻、鮮麗にして幻怪、水が地球に刻んだ造形の画廊」と、言われているように、まさしく何ともいえない複雑な造形だ。

全長400m、30分ほどで一巡り。1,000円の入洞料にはびびったが、水が地球に刻んだ40億年のモニュメントは、確かに迫力があった。写真科学生のスミトくんは、カメラかまえて、かなり真剣に作品作りに取り組んでいたが、おいらはひんやりした空気と、し〜〜〜んとした静寂を楽しんだ。


『鬼の城』 Kinojyou
標高400mの吉備高原の最南端に築かれた古代山城の跡。眼下には古代吉備の中心地であった総社平野や足守川流域平野を望む。ぐるっと歩いて、気持ちよい風にふかれた。