2002年7月21日

< MTBツー >

 

運動不足と言うタケチャンと、「ちょっと早朝サイクリングしょうか・・」と思って、ひろしくんのマウンテインバイクを借りた。一緒に走ってもらえたらよかったんだけど、丁度ひろしくんはトライアスロンのレース出場のためにこの4日間は、島根県・皆生へ行ってる。

2人で何処走ろかなー、、午後の結婚式列席に遅れないように時間の配分も考えなくちゃ・・・と、少々気をもんでいたらば、ハーレー乗りの東久保さんが同行してくださるという、、ありがたい、、道案内をお願いしょう・・・

 


さて、「山の駅」から銀山へ、、そしてその奥へ奥へ・・・
すがすがしい朝の空気、木々におおわれた道・・・
気持ちいいなーー、やはり自転車は違う。バイクや車なら、あっという間に通り過ぎる景色を、ゆーくり眺めながら、そしてエミちゃんの言うように、道に小さな虫がいれば、よけて通れる。
などと、喜んでいる内に、どんどん道は険しくなっていった。

 

 

それはもう「道」とは呼べない大変な所!! いやはや、こうして写していられる所はまだまだ、楽な道なのだ。。もっとすごい傾斜の下り道で、大きな石がゴロゴロあって倒木もある、しかも雨水が貯まってる。そんな所を走るなんて想像もしてなかった。でも進まねばならない、、戻るのはもっと大変。それはもう必死で、、
お尻には石や倒木を越える時の衝撃がガンガンくる。よく自転車が壊れないものだ・・・

記録写真をとりたかったが、じっと立つのさえ難しいような傾斜、滑るし暗いし・・・
足元見てたら恐ろしくて進めないから、運を天に任せて先のほうに視線をやって、「なるようになれ〜」と覚悟を決めて走った。ジェットコースターなんかよりもスリル満点! 木の枝などに道を阻まれても、避けたら崖に落ちるし、ブレーキかけるにはスピードが出すぎてるから、そのまま突き進んで行く、、お陰で腕には擦り傷いっぱい。マ、崖に落ちる事を思えば擦り傷くらいなんのその・・・

 

やっと舗装道路に出たときには、もうホッ!としたのだが・・・
それは甘かった。舗装道路といえどもアップダウンはきつくて上りは厳しい。サイクリング用のパンツではなくて、薄い綿パンのおいらニャ、サドルは硬くて食い込んで痛いし、長い登りはしんどい!! 時々は歩いて進んだ。。
シッカシ、タケちゃんは強い! イヤー、見直した。。 普段仕事が忙しくて、運動する暇もないからすぐくたばるだろうと思っていたのに、この頑張りはどうだろう!! 一度も根をあげずに走りとおした。東久保さんも感心するほどの力強いこぎ方。「体力も持久力もある。見込みありますよーー」と、言われてうれしかった。タケちゃん、ますます見直したよーー

朝6時から10時まで、随分走ったもんだ。。こんな険しいとこ走って、、すごい冒険だった。いやはや、いい体験をした。MTB初心者としては、まずは無事に帰れただけで満足。
でも又いつか挑戦しなくちゃなるまい。。。。ネェ、タケちゃん・・・