2003年7月27日b


< 富士山麓ツー >


念願の富士登山であったが、関西から同行する予定だったのまどさんもスィーパーさんも一身上の都合で、参加できなくなった。他のヒロさん軍団はみな関東の人で、車で御殿場まで来るという。おいらはバイクで行く事にした。

25日夜に家を出て名神東名まっしぐら。浜名湖を過ぎてから雨が降り出し、半端ではない土砂降り。カッパを着ても襟首、足首から容赦なく雨は入り込み、全身ずぶ濡れ。ズボンの中でお尻は水浸し、靴の中もジャブジャブ。。。マーいいや、今夜これだけ降ってくれたら、明日はもう雨もないだろう・・・
宿で、小さなドライヤーで靴を乾かして寝た。


26日は、晴れたり曇ったり、突然降ってきたり、また晴れたり・・・なんというめまぐるしい天候の変化よ!
「山の天気は変わり易い」を、実感した一日であった。折角だから朝霧高原、青木が原樹海、白糸の滝、鳴沢氷穴などを巡り、「ほうとう不動」でおいしいほうとうも食した。

 

 

 

夕方、夜の集合場所五合目まで様子を見に行ってみるも、大変な霧。雨もまたシトシト、、大丈夫かなーー

さて夜10時半、暗闇を一人走るのも心細いので御殿場駅からゆりちゃんと山中くんの車について走った。何という霧の深さ!! 5m先も見えない。雨に濡れたカウルは対向車のライトを乱反射して何も見えなくなるので、あげてしまって、顔もびしょびしょ・・・

富士見宮口五合目駐車場で、バイクを停めて身づくろいしていると、交通整理のおじさんがプレートを見て「神戸から、来たの? すごいねー、学生さんかい?」だと・・・

おぉぉぉー! 30代かと問われる事はあれど、“学生さん”とはこれまた若返ったものだ。聞けば“おじいさん”と思ってたそのおじさん、おいらと全く同い年!!

ヒロさんのサポートのおかげで、無事登頂・下山。 
近くの「天母の湯」(アモノユ)で、少し休んでから、一路帰途についた。名神・東名、ぶっ飛ばしながら、ひたすら睡魔との戦いであった。そりゃそうね、夕べは寝てないんだもの・・・
 しかし先日しわりんが、ちゃーんと整備してくれたから、愛車の調子は上々。ブレーキも問題なく、安心して走れた。

  今回の走行距離 : 1122km