2003年8月7日


< ペア碁 >

「1時半からのペア碁に出て!」と、かわいい僕ちゃんに頼まれた。9歳で6段のTungクン。頭の先にチョビット毛のあるかわいい子。

自分のパートナーは決まっているけど、友達のTomくんのパートナーになってやって欲しいと言うのだ。お昼のペア碁は、子供と18歳以上のパートナーとでペアを組むことになっているらしい。ちょうど夜7時からの大人のペア碁“North American Pair Go”の練習が出来ると思って、OKした。

さて、時刻に会場へ行くと、小さくても5段とか6段がいるし、ごっつい大男の17級もいる・・・16組のペアが出来ていた。マイケル レドモンド プロのお母さん・ None Redmond さんが、かいがいしくお世話をされていた。


 

第1戦            第2戦

 

プロと子供のペア(夜の対戦相手)や、親子のペアも・・・

第1戦の相手は、ごっつい黒人さんとブロンドのかわいい女の子。対局はうまく進んでいたが、Tomくん良く考えるもので、制限時間を超えてしまって負け。第2戦は、でぶっちょおばさんと男の子。我がパートナーとの息も合って、中押し勝ち。2人で目を見合わせて、“やったね!”とジェスチャーした時は、気分良かった!

 

この1局は、緊張の連続!       大橋さんはDavidカップルと対戦

夜は本番。何を隠そう、お気楽なおいらが、心配のあまり夜中にうなされて起きたくらい気掛かりだったのだ! 会場には強そうなカップルが36組。当方兵頭隊長とペアを組み、最初の相手は、7段と2段、日本流でいえば、9段と4段くらい。3子局で打って、細かいとは思ったが、並べると当方1目勝ち。やったー!

第2戦、対戦相手は、なんと先ほど指導碁をして下さったプロ棋士・雪芬林さん9段格と、Tung君6段のペア。ずっと優勢に進んでいたのに、最後のポカで、3目負け。。うー--、残念! ゴメン、隊長!

でもしかし、、この緊張感ある対局を経験できたことは、すばらしい。グループの2位と言うことで、商品券まで頂いた。

それにしても、この「ペア碁」、女性の数が限られているから、男性にとってはパートナー探しが大変。コングレス1日目から、色んな男性に頻繁に話し掛けられた。「どこから来たの?」「今回は何度目?」「今日の成績はどうだった?」などなど・・、皆、愛想良くにこやかに話し掛けてくれるが、その後の言葉はいつも同じ。「ところで、ペア碁の相手はもう決まってるの?」 そうなのよ、、おいら自身に関心あるんじゃなくて、ペア碁の相手を探しているのよ・・・  

ところで、Davidさんは、ず〜っとパートナーの肩を抱いて対局してたっけ・・・
もしかして、年に1度の逢瀬かな・・・