2003年9月14日


< 佐渡島一周 >

 

                     91歳・元気な熊吉さんの免許証

「金沢屋旅館」は、加茂湖畔にある130年もの歴史ある旅館だ。玄関にも部屋にも廊下にも、骨董品が所狭しと飾られている。佐渡の名石「赤玉石]が多いと思ったら、主の息子さんが石の仕事をされてたそうだ。

朝食が済むと、「裏へ出てご覧、ウミネコがいっぱいいるから・・・」と勧められ、裏庭を通って、湖畔へ出た。ほんとだ、すぐ近くまでとんびが舞い、海上にはウミネコがプカプカ漂っている。

ご主人から手渡されたカッパエビセンを撒くと、いっぱい寄って来る。遠くにはボート部学生のこぐボートが、すーーと行き過ぎていく。
明治45年5月25日生まれ(父と同じだ、誕生日)の椎野熊吉さんが、「わしもなー、昔のっとったんや、メグロに、、」といって、大型二輪の免許証を見せてくれる。そんなふうに、のーんびりくつろいだあと、しゅっぱーつ!
海岸沿いの45号線(佐渡一周路)をひたすら走る。海を見ながら、時々止まって・・・
佐渡金山もゆっくり見学した。


 

大佐渡スカイライン: ものすご急勾配のワインデイング&細い!!

 

   

佐渡弥彦米山国定公園(二ッ亀・大野亀)

 

白雲台でなんと、テニス仲間藪ちゃんとバッタリ! 偶然ねーー
小木港の「たらい舟]、何とか営業時間に間に合った、、、どんぶらこーー

 

沢崎灯台       夜は佐渡おけさを鑑賞、お客少なくて寂しかった。


明朝は、小木港 6時半発のカーフェリーに乗るので、フェリー乗り場の前の「喜八屋」に宿を取った。三連休だというのに、どこへ行っても人はまばら。店なんてどこも開いてない。行き交う人は老人ばかり。宿の人、店の人、踊る人、みーんな高齢者。若い人は島を出て学校に行き、そのまま就職ー結婚。随分過疎になったもんだ。

♪ 佐渡へ佐渡へと くーさーきーも なーびーくーよ〜 ♪
   と唄う声も、ひときわわびしく感じられた・・・

周囲264km、面積855ku、伊豆大島の約10倍、淡路島の約1.5倍  日本一大きな島。
島を取り巻く海岸の殆んどが怒涛に削られ断崖となっており、それが豪壮雄大な海岸美を成している。
新潟なんだから寒いのでは・・・と思って用意してた長袖は全く必要なし。対馬暖流が島の近くを流れているからのようだ。

《 佐渡の道路標識 》  何度も見かけた、、

・ 美人多し ゆっくり走ろう 佐渡の道
・ スピード違反はスルメー
・ スピード違反10000円・佐渡ワカメ800円