2003年12月27日

< GONちゃんのライブ♪ > 


  ★CANDYにて★  JAZZ LIVE  
Stage pm 8:00 
 

  Piano 中山卓士(=GONちゃん) T・Sax  矢木章夫、
  E・Bass 三宅勝也、 Drums 服部明彦

 CANDY
  京都東山区祇園花見小路新門前上ル中之町244−1汀館B1

 


今夜は、ステージの始まる少し前に着いたので、ちょっとGONちゃんとおしゃべりしたあと、一番前の席に陣取って、ピアノのすぐ後ろから鍵盤上を軽やかに動くGONちゃんの指先を眺めつつ楽しんだ。

いいよなー、ま、聴いて楽しむのも良いけれど、自分であのように弾けたら、もっともっと気持ち良いだろーなー
あこがれるなーー、、ピアニスト。。

おいらが幼少のころ、クリスマスにサンタさんが持って来てくれた、赤い小さな“卓上ピアノ”というモノ。もうこれで十分幸せで、一生懸命弾いて喜んでいた。ほんとのピアノなんて、望むべくも無かったし、見る機会も無かった。商店街の中の長屋のうちの一軒で、兄と弟3人兄弟でひとつの部屋。そりゃもう境界線争いの大変だったこと。特に机は弟と、真ん中に線引いて共有。仲良く騒々しくけんかなどしながら育った。

そんな境遇だったから、近所も同じ。ピアノのある家もなく、中学生になって同級生でピアノを持ってるお友達が一人居て、大きなお屋敷へ遊びに行った時、初めて見て感激したっけ。
そういえば、その咲子さん、高校生の時首吊り自殺しちゃった。なんでだろ、なんでだったんだろ・・・? あんなに幸せそうで、うらやましい家庭だったのに・・・

5つ年上の兄も楽器好きだったんだろな、、大学になって自分で買ったギターを一生懸命弾いていた。兄もピアノ好きだったのかな、、ギターで代用してたのかな? で、おいらも影響受けてギターを好きになった。これなら狭い家でも弾けるし、学生時代には夢中になって弾いていた。だけど、音楽はやはり小さい時から始めないとだめだ。音感が無い、楽譜があれば練習すればある程度は弾けるが、聴いた音を楽譜なしで弾くとか、アドリブとかは絶対出来ない。

ともあれ、そういう環境であったからして、いまだにピアノには、憧れる。
小学生の時から、母の薦めでお習字・そろばん・バレー・お絵かき・お茶・お花・・・と、毎日お稽古事に忙しかったが、残念ながら音楽の世界には接する機会が無かった。

でもしょうがないよねー、自分の出来る範囲で楽しむしか・・・
で、時間の許す限り、プロのピアノを聴いて楽しんでるというわけ。
今夜のGONちゃんのジャズも素敵だった。新婚さんのSAX・八木さん、スリムなギタリスト・三宅さん、ドラムの服部さんも、皆息が合って熱演。
おかげで楽しいひと時を過ごすことができた!