2004年1月22日


< 
酒菜 上戸 >


木枯らしの中、食通Andyの連れて下さったのは「上戸」。
カウンターに座ると目の前には珍しい焼酎・お酒がずらりと並んでいた。
むむ、これはよさそーー、かなりこだわりを持ってそうだ。。

しかし、店長さんは若々しい24才・竹辻茂雄さん。そんなに若くてお酒分かるん?
「はい、自分の脚でアチコチおいしいお酒や焼酎を仕入れに回ってます。有名無名にこだわらず、おいしくて、手ごろなお値段のものを選びます。」どうりで大変マニアックな品揃え!


 

折角だから、本日はお酒じゃなくて、地下の自然水で仕込んだ低温発酵による上品な味わいと香り「麦焼酎・村正」長崎(壱岐)25度、やら、店長のお勧めで、新鮮な芋の薫りが甘く、味わいがかんばしく広がり、熟成したまろやかな味わいの「純黒・無濾過」(黒糀を使った芋本格焼酎。新酒を濾過せずに原酒38度をそのまま瓶詰めした酒。蒸留したてに近い匂いがある。)やらをお湯割りで頂いた。飲み比べると味の違いがよく分かる。

最近焼酎ファンがうんと増えてるようだが、確かにお酒よりお料理を引き立てる気もする。お酒はお酒自身がおいしすぎる・・・

「お料理メニューも“楽しくお酒を飲める料理”と言うコンセプトで工夫してます。」
ウンウン、確かにそうね、どれもおいしかったわーー!
それにお店の人みな若々しいお兄ちゃんで、しかもニコニコキビキビいい感じ!

   

レンコンや牛蒡が入ってて、アツアツ揚げたて自家製さつま揚げ、おいぴー!

 

湯葉巻き餃子、牡蠣フライ、蒸し鶏とレンコンのサラダ、自家製さつま揚げ

最後にかに雑炊を注文したら、「お鍋でお出しするので1人分としては多いですよ。2人でひとつで充分でしょう」と、忠告してくれた。しんせつぅ・・
他にも気になるメニューあったけど、食べすぎ食べ過ぎ・・・ 又にしよう。。。

地酒: 「風よ水よ人よ」石川、「初亀富士山」京都、「〆張鶴しぼりたて」新潟、「鶴飛千尺雪」にごり生酒新潟、などの酒瓶もとーーっても気になったけど、今夜は焼酎を楽しんだ。

「上戸」とは
群書類要に、「庶民婚礼、上戸八瓶下戸ニ瓶」とあり、婚礼に用いる酒の多少から出た語」とある。酒のたくさん飲める人、酒をたしなむ人のこと。


酒菜 上戸 じょうご

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