2004年8月9日


< コッツウォルズ >
  Cotswolds


 コッツウォルズは、ロンドンから西の方向約150km、チェルトナムの東側に広がる一帯を指す。アンディ(イギリス在住13年)にイギリスへ行くと言った時、真っ先に「ここへ行くといいよ。」と教えてくれた所だ。200mほどの丘陵が続く地方で、絵本に出てくるような昔ながらの村のたたずまいが、そのまま残っていて、イングランドの中でもっともイングランドらしい田舎とされている。

   

北海道的牧草地帯がずーーと続き、バイクで走る道の間近に馬・牛・羊がいっぱい・・・
広大な緑の中に点々と見える羊の群れは、とっても絵画的で美しいのだけど、
レストランのメニューでお店の自慢料理は大抵“ラムステーキ”!!
おいしいそうだけど、ちょっとカバイチョーで、結局注文できなかった。

牧草地にはあちこちにドライストーンを使った石積みの壁が見られる。これらのほとんどは18〜19世紀に作られたもので、セメントは使用されずに石のみで積み上げられている。

 

家並みは、とても暖かい感じがする。家々の床から屋根の「かわら」に至るまで地元で採れるはちみつ色のライムストーン(石灰岩)を使用して造られた建築物は、街中がおとぎの国のように感じられる。

 

 

 

 

Burfordでのランチ。なかなかおいしかった!
寒かったから、暖かいシチューでほっと一息・・・

 

The Model Vilage : Bourton-on-the-Water の村全体を
同じ石を使って、そのまんま 9分の1の大きさで作ってある。
川も橋も教会も木も、そしてかわいい家並みも、みーんな・・・

 

 

Stratford(シェークスピアの生家の前)     Burford Church

コッツウォルズ丘陵にある村々は、ほんとにかわいくてきれいでお花がいっぱいで、かやぶき屋根の家もいくつも見かけた。
でもね、本日は一日中雨。カッパ着てても中までしみとおってぐっしょり! 土砂降りでタンクバッグからカメラも出せないほどの時が多くて、あんまり撮影できなかったのが残念。雨の途切れたときに少し写しただけ・・・ でもでもこれらの村々の美しい情景は頭の中にしっかりインプットされた。

夕方本降りの中、何とかバーミンガムに入り、Apolo Hotelへ。
リュックひとつの旅ゆえに着替えは少なく、明日のために身ぐるみ脱いで、タオルとドライヤーで衣類を乾かした。