2004年8月10日


< ヨークへ >

ヤナギランがいっぱい咲いてた。牧草地には羊が点々と・・・


昨夜半は、雨風とも強くて、嵐のようだった。
朝になってもまだ降っていたが、カッパ上下を着込んで出発。
30分も走れば、カッパを通して下着まで雨がしみとおる。
「シトシト雨は多いけど、傘は要らない程度」と聞いていたので、わがカッパは、防寒を兼ねての薄いもの。何度も洗濯してるので、防水効果も薄れているようだ。町を通るたびに、家庭用品店や、スポーツ用品店で防水スプレーを探すのだが、どこにも売ってない。

仕方なくびしょぬれのまま走行を続け、歯がガチガチと噛み合わなくなり、手が痺れて、体が凍えそうになったらガソリン給油の度に、あったか缶コーヒーなどで一息ついた。

どこまでも続く美しい緑の牧草地帯を通り、今日も無数の羊さん、馬さん、牛さんに出会いながら走った。日本のように山がないから、とにかく広々しているのだ。。。カメラのファインダーで切り取ってしまうとその雄大さは分からないが、とにかく胸がどきどきするほど美しい。

昨日、どこかでメガネのレンズを片方なくして、使えない。いつもはスペアを持ち歩くのだが、
今回の旅行は、極力荷物を少なくしたので、替えがない。仕方なく“近眼乱視メガネ無し・・”ということになったが、こういう広大な景色をいつも目にしていると、なんだか視力が良くなったような気がする。

A461 − A38 − M1 − Leeds − そして York へ

 

途中のスタンドで出会ったライダーグループは、イタリアから走ってきたそうな。
これからスコットランドまで行くと言う。BMW(タンデム)とDOCATIとYAMAHAとISUZU。

 

  

城壁は4.5km、町を取り囲む      サイクリストもたくさん見かけた


3時頃にヨークに到着。まずはホテルのバスタブに熱めのお湯を入れて体を温めた。
濡れた衣類の水気を拭いて、ハンガーにかけてから、街を散策。

なんと、同じイングランドでもこの街はガラリと雰囲気が違う!
紀元71年にローマ人が築いた中世の城壁に囲まれた町。その後ヴァイキングに侵略されたヨーク城は、残っていないが、町のあちこちに歴史を感じさせる風景がある。

  

ヨークミンスター : 13世紀の初めから約250年の歳月をかけ、
1472年に完成したイギリス最大のゴシック建築の教会。ソーゴン!

   

街角の少女      チャイニーズレストランを見つけて、しあわせーなディナー