2004年8月12日
< ランカスター > Lancaster
バイクのトラブルで、AAに来てもらったりして、半日つぶれた。
出発が遅れたために、予定の距離を走れなかったので、日暮れの迫った
ランカスターで、B&Bを探した。
DE VERE HERN'S REACH Hotel を出たのは、もう夕方
ランカスターは、石造りの家なんだけど、なんだか建物がすごく黒ずんでいる。
歴史を語るのだろうか・・・ 屋根の上に並ぶ煙突がかわいい。
荷を解いたB&Bは、“The Old Station House” の名の通り、すぐそばに
鉄道があり、その駅舎は、お花がいっぱいでかわいい。しっかし始発列車が
10時半とは驚いた。駅だけではない、お店も図書館もみーんな10時過ぎに
オープンで、5時にはきっちり閉店。買い物もできやしない。
ネットカフェがあると聞いたので、大喜びで出かけるも、パブのカウンターの片隅に
コンピューターが2台置いてあるだけ。 でも、ないよりゃマシ。でもここのは日本語
インストールできないから、“Lounge”だけ、、20分ほど。2ポンドだったっけ・・
それにしても、パブ(Public Holuse)の多いのには驚いた。イギリス庶民の
憩いの場所・社交場だといわれているが、1ブロックに必ず1〜2軒!
なんてったって、多すぎる。B&Bのママさんお勧めの店に行ってみた。
ライブがあると言われても、店の中は細長く、舞台は前の席の数名にしか見えない。
壁にはかっこいいライダーの写真がいっぱい、同じテーブルになったのは、
ランカスターの住民。二人で毎晩飲みに来るんだと・・・
それにしても、いずこを見てもみなビールを飲んでしゃべってるだけーーー
おつまみも何にもない。 ビールのグラスだけーーーー
しかも女性は小さなグラスだけーーー
おいらがパイントグラス(570cc)で飲んでいると、前の女性グループが驚いた
ような顔を向ける。何故かとたずねたらば、女性はハーフパイントに決まってる
そうで、「パイントを飲む女性に始めて出合った!」などとそのグループ4人顔を
見合わせながら言うのだから、、仰天!
そう言われて、周りを見回すが確かに、パイングラスを持つ女性はいなかった、
ゴクゴクではなくて、チビチビやってるーーー
フシギーーー、こんなに毎晩パブに通って、小さなグラス1杯だけで一夜を過ごせ
るなんてーー、ほんとに不可思議!