2004年8月15日〜19日


< マン島囲碁コングレス >

Isle of Man Go Congress http://homepages.manx.net/go/

 

Day Time Event
Sunday, 15th 09:30 - 11:00 Registration
11:00 Main Tournament, 1st Round
15:30 Afternoon Tournament, 1st Round
19:30 Quiz
Monday, 16th 10:00 Main 2
14:30 Afternoon 2
19:30 13x13 Tournament
Tuesday, 17th 10:00 Main3
14:30 Afternoon3
19:30 Musical Evening
Wednesday, 18th 10:00 Main 4
14:30 Handicap 1, 2, 3
19:30 Rengo Tournament (doubles)
Thursday, 19th 10:00 Main 5
14:30 Handicap 4, 5, 6
19:30 Prize-giving
Friday, 20th 10:00 Possible Boat Trip to the Calf of Man NHA
Saturday, 21st Other activites

 

 

会場は、Port Erin にある Cherry Orchard Hotel

開催時間の30分ほど前に会場へ着いたが、まだ誰もおられない。10分前になって、
たくさんの荷物やダンボールを抱えたスタッフが次々到着。
碁盤を並べたり、対戦表を壁に張ったり、お手伝いをした。

参加者は44名。意外とイギリスの人ばかりで、今年はヨーロッパ他国からの参加は
なかった。


 

赤シャツさんは、British Go Association 会長:Simon Goss2段
黄シャツさんは、 Tony Atokins 3段

兵頭さんからお聞きしてたアトキンスさんにご挨拶をするといきなり「オー、ヒー
 イズ グレイト NO1!!」と言われてピンと来なかったが、US碁コングレス
の事だと聞いてビックリ! やったね、隊長!!

マン島ではネット環境が悪くて、1日2時間だけ開いている図書館で、チョコチョコ
とPC使えただけなので、見る時間がなかったのだが、“US GO Journal”
にて、既に発表されていたのだ。「さっすが、我らが隊長! その弟子として恥ずかし
くないようにがんばらねば・・!」と、誇りに思いつつマン島碁コングレスは始まった。

 

  

                     イギリス代表で、日本へ来たことがあるという                         Sue Paterson 2k 碁クラブへは週一回

午前中は5日間毎日“メイントーナメント”、午後は“アフタヌーントーナメント”が3日間、
“ハンディキャップトーナメント”が2日間、そして夜には毎日趣向を凝らして
「クイズの日」、「13路盤の試合」「音楽の夕べ」「連碁トーナメント」があり、
その間の空いた時間にはこれまた
“ライトニング”(早打ちトーナメント)があり、
自由に誰とでも「やる?」「OK!」と言う感じで、楽しむ。

1番驚いた事は、プレイヤーのマナーの良さ。44名が対局中、部屋で聞こえるの
はタイマーのチクタクいう音と、碁盤に石を置く小さな音だけ! 誰も一言も発せ
ず、終局後も黙って笑顔で勝敗を認め、別室へ移ってから、検討などする、それも
隣室に邪魔にならないように、頭を寄せて、超ひそひそ声で。。。 それと長考派
が多いこと! 1日目の第1局で、3手目に20分も時間を取られたのには、あき
れた。「空き隅か、シマリか、カカリでしょうが〜〜、一体何考えてんの〜?!」
と言いたい気持をぐっとこらえて、長髪でシェクスピアのような面立ちの青年の顔
を盗み見すれば、真剣な目は盤上のアチコチに動いている。高段者でもなく、
3
なのに・・・

マ、それは彼1人ではなく、大体において時間をかけて考えている。一手一手、自分
が納得いくまで粘り強く思考する。「これは肉食動物ゆえの性格かな・・・?」
なんて、しょうむない事が頭をよぎったりして、自分は、その間待ちくたびれて、
さっと打ってしまう。

あとで、検討しようとて慣れない棋譜を取り、慣れないタイマを押し、なぜか落ち
着かずなかなか勝ちがなかった。3局負け続けたのち、うっかり何手か記すのを忘
れて夢中に打った碁は、勝てた。よってその後、あまり棋譜に気を取られず、忘れ
てもいいや・・と、気軽に打つようになってから、勝率は上がった。特に
115
以内で打つ“ライトニング”の成績は、とても良い。メイント−ナメントも、
早打ちにしてもらえたらな〜 なんて、思いたくなるほど・・・

 

   

でっかいんだーー でも勝たせてくれた!
Tim Hunt 3段、 Thomas Blockly 5級

  

かわいくて、男の子か女の子か分からなかったが、名前で判明、
William Brooks:1級、15歳、囲碁が好きでたまらないそうだ

 

 

対局後の検討は、とても熱心。並べなおして、ああだ、こーだ・・と、
みんなで真剣意見を交わして考える。

 

高齢の母上と組んでペア碁で優勝
主催者:Leo Phillipsは、忙中ゲームなどして・・・ひと休み 

 

  

                     Atpkinsさんへの レオさんの手作りバースディカード