JTU運営規則<改定案と補足説明>
第20章 競技種目
第82条(トライアスロン標準距離区分)
- ITUは、トライアスロンの選手権競技距離を下記に区分する。単位はキロメートル。
| 水泳 | 自転車 | ランニング |
スーパースプリント(12.875) | 0.375 | 10 | 2.5 |
スプリント(25.75) | 0.75 | 20 | 5 |
トライアスロン(51.5) | 1.5 | 40 | 10 |
ロングディスタンス(67〜226) | 2〜4 | 50〜180 | 15〜42.2 |
- ITUは、上記のスプリント(総合競技距離25.75キロ)およびトライアスロン・ディスタンス(総合競技距離51.5キロ)をトライアスロン国際標準距離に制定した。
- 日本国内においては、ITU区分を基本に下記に細分する。
| 水泳 | 自転車 | ランニング |
スプリント(25.75) | 0.75 | 20 | 5 |
ショート(13.4〜64.9) | 0.4〜1.9 | 10〜49 | 3〜14 |
トライアスロン(51.5) | 1.5 | 40 | 10 |
ミドル(64.9〜112.5) | 1.9〜2.5 | 49〜90 | 14〜20 |
ロングディスタンス(67〜226) | 2〜4 | 50〜180 | 15〜42 |
- 上記3種目のうち、2種目が該当する距離を便宜上の呼称とし区分する。
補足説明
- 従来“オリンピック・ディスタンス”と呼ばれていた競技距離51. 5qは、ITU総会決議で“トライアスロン・ディスタンス”と名称を変えた。
この主な理由は、オリンピック種目となった今、そう呼ぶのはおかしいということと、スポンサー名称を冠に、「○○○オリンピック・ディスタンス・トライアスロン大会」という紛らわしいものが出てきたためである。
通常の日常会話では“オリンピック・ディスタンス”が最もよく通用している。
第83条(デュアスロン標準距離区分)
- ITUは、デュアスロンの選手権競技距離を下記に区分する。単位はキロメートル。
| 第1ラン | 自転車 | 第2ラン |
インターナショナル(55) | 10 | 40 | 5 |
ロングディスタンス(150) | 20 | 120 | 10 |
- ITUは、上記のインターナショナル(総合競技距離55キロ)およびロング・ディスタンス(総合競技距離150キロ)をデュアスロン国際標準距離に制定した
- 日本国内においては、ITU区分を基本に下記に細分する。
| 第1ラン | 自転車 | 第2ラン |
スプリント(27.5〜30) | 2.5/5 | 20 | 5 |
ショート(7〜77) | 1〜9 | 5〜59 | 1〜9 |
インターナショナル・ミドル(40) | 5 | 30 | 5 |
ロングディスタンス(80) | 10 | 60 | 10 |
- 前記3種目のうち、2種目が該当する距離を便宜上の呼称とし区分する。
第84条(ユーストライアスロン/小中学生部門の年齢と距離区分例)
| 水泳 | 自転車 | ランニング |
ジュニア(小学1年〜3年)(6.1) | 0.1 | 5 | 1 |
ジュニアハイ(小学4年〜6年) (6.1〜13.2) | 0.1〜0.2 | 5〜10 | 1〜3 |
シニア(中学1年〜3年)(13.2) | 0.2 | 10 | 3 |
第85条(トライアスロン類型競技例)
| 水泳 | ランニング |
アクアスロン・スプリント | 0.75 | 5 |
アクアスロン・インターナショナル | 1.5 | 10 |
アクアスロン・ショートディスタンス | 1.5±0.4 | 10±4 |
アクアスロン・ロングディスタンス | 2〜3 | 15〜20 |
補足説明
- ITU アクアスロン世界選手権(第1回)大会は、第1ラン3q、スイム1q、第2ラン3qで、オーストラリア・ヌーサで開催された。
第 条(インドア・トライアスロン)
- 屋内施設にバンクや50mスイミング・プールを特設して行う。競技距離は、スーパー・スプリオント。
第 条(インドア・トライアスロン類型競技例)
- スイミング・プール、エルゴメーター、トレッドミルを使って模擬トライアスロンを行う。
第 条(ウィンター・トライアスロン)
- ラン8q、マウンテンバイク15q、クロスカントリースキー10q
ITUウインター・トライアスロン世界選手権を開催
99年3月に北海道で日本ウィンター・トライアスロン選手権を開催する。

Japan Triathlon Union
Copyright(C)1998 Japan Triathlon Union (JTU) All Rights Reserved.