吾が家のうさぎ



もう既にお月様に行っちゃって、寂しい!

我が家のうさぎちゃんはクロちゃんです 
真っ黒のウサギ、目は赤くない

食事は人間様より真っ先にされ、小屋、いやお家は我が家の居間(LDK、子供の勉強部屋兼用)にお住まいです
お散歩はもっぱら(外に出ると二度と帰って来れない、探しまわったことが二度ある)
我が家のガレージであります このガレージは我が家の池
『(庭の中にある一応我が家ではそう呼んでいる湖ではなく池)
また鯉も一応泳いでいる、
灯籠も一応あるプラスチックではなく石製』
に続いており、うさぎさんにとってはかなり広い散歩道である

このウサギさんの散歩はガレージのシャッターの鍵が閉められる時、そう正しく我々が風呂掃除をする
時間帯なのである それは深夜11時30分を過ぎた頃であります

我々が風呂掃除を済ませ、龍宮温泉から遠路遙々(何しろ京都はウナギの寝床と言われ間口が狭く奥行きが長い)
居宅(龍宮温泉の裏が自宅)に戻ると、彼(雄うさぎ)〈今後はうさぎの事を彼と呼ぶ〉は
空腹時の時は玄関扉の前にちょこんと座って(いや寝て)待っていて我々について走って
小屋、いやお家に入って来る
が、しかし、満腹時(子供たちがお散歩の前に餌、いやご飯『ご飯はスチック状に牧草を固めた物、
おかずは人参、パン、チョコレート、その他を指す』を与えて終ってた時)はもうそれは大変である

彼は、もう小屋には、いやお家か(もうどっちでもいい)戻る意志は毛頭ない
ある時は灯籠(プラスティックでない石製)の下に、ある時は自動車(一応今流行のRVタイプ)
の下におり、将又(はたまた)『一応電子辞書で引いてみた』庭の草陰の中等々到底一人では
捕獲、いや逮捕出来ない状態なので、ここぞ女房の出番である
私と女房とで挟み撃ちの刑に処しやっとの事で逮捕するのである でもたまには空調機の室外機の下に
入り込んだりするとお手上げ
玄関の扉を開けたまま、彼のお帰りを待つ羽目になる(彼が空腹になるまで・・・・・・・・・・)
こんな憎たらしい、いや愛らしい彼なんです


クロ助の画像



餌につられて芸、チンチンをしているところ
普段は物音等によって警戒してこのポーズをする

うさぎについて(私の感想)
 私の幼少時代は猫を飼っておりました。その初代の猫は茶色と白のメスの虎猫(虎のような毛並み)で、私が幼稚園の帰りに捨て猫として泣いていたところを救いの神として持ち帰って育てた(実際は両親が育てた)ものでした。名前はミーコちゃん。
その後ミーコちゃんの2世、3世と何代までか忘れてしまいましたが結構長くまでミーコちゃんの子孫を飼っていたように記憶しております。またミーコちゃんのお産の手伝い(私の寝ている布団にもぐりこんで来ただけ)も結構何回もしたように記憶しております。
 
その後は猫から犬(名前は最後の犬 ジョン)に変わり、犬も何匹か(これは子孫ではない)飼っておりました。
 猫や犬は皆様も飼った経験があるでしょうからよくその性格等々はご存じでしょうが、うさぎは皆様も飼った経験が少ないのではないでしょうか?
 
我が家にうさぎ(クロちゃん)がやってきたのは、私の次男が小学校に入学して一周間も経たない頃その帰り道、同級生の女の子の家を訪問しそこで戴いてきたものです。そこのお家にはうさぎの赤ちゃんが何匹かいて私の次男にうさぎの方から近づいて来たらしい、それがこのクロちゃんでした。
 
初めて我が家にクロちゃんが来た日には、うさぎを飼ったことのない私ですから、猫や犬のように呼べば自分の方に来てくれるのではないか?、体をなでてやったら喜ぶのではないか?と一生懸命うさぎとの交流を深めようとするのですが、当のうさぎさんは知らん顔、呼んでもあっちへ逃げていき、体をなでてやっても迷惑そう!声を出して泣きもせず!なにやら鼻を鳴らすだけ!

こんな日が数ヶ月続き、やはりうさぎは外で飼う物だと春から秋にかけてガレージで飼っておりました。秋頃になるとクロちゃんも結構ジャンプ力がつき、低い柵では飛び越えガレージから道路へ逃げ出してしまい、道路に出てしまうとまるで方向感覚がないのか自分の家には帰って来れない状態です。
 
秋も深まりやがて寒くなってくると、もうガレージでは寒そう!可哀想!等々子供達の声に私も負けてしまい、とうとう我が家の家の中での生活が始まりました。家の中では初めはクロちゃんの糞があちこちに散乱、その臭いは餌にも依るのでしょうがあまり気にはなりませんが(慣れてしまったのか?)うさぎ用の便所を設置し、いつもそこでさせるようにしていたらすぐに便所でするようになりました。
 
ある日テレビでムツゴロウさんの番組が放映されていて、それを見ていますと ムツゴロウさんいわく『虎でもライオンでも、彼らを恐れず自分の顔を彼らの顔にすり寄せてやれば彼らも警戒心を弱め仲間だと思ってくれる』・・・・といいながらそれを実行しているではないですか!    
私はこれを見ながら、うさぎに対してもこれだ!と実感しました。
 
それ以後、クロちゃんに対してスキンシップで触れあうように過ごしておりますと、鼻を鳴らす音で今彼が餌を欲しがっているのか、便所に行きたいのか、遊んでほしいのか、ほとんどのことが分かるようになりました。それまでは餌が欲しいときだけなにやら鼻を鳴らすだけ、食事が終わればもう知らん顔!でしたが。
 
今では呼べばそれなりに(寝ている時は無視ですが)飛んで来てくれたり、ヨーイドンと言えば私の廻りを走り回り、ビリビリと言えばその場で飛び上がり体を左右にビリビリと振り、結構感情を表してくれます!(これらの動作をさせるには私の声もかれてくる、一度や二度言ってもやってくれないので!)また夜中のお散歩の時間が近づくと、私の廻りを回りだし鼻を鳴らしてくれます!
 
今では次男も5年生、依ってクロちゃんも5歳です。私は四十ウン歳(関係ないか) 猫や犬の寿命は12〜15年位ですか?うさぎの寿命はそれらの半分位とも聞きます。だから最近はクロちゃんに言い聞かせております。

私がクロちゃんにこんなけ親切にして来たんやから、もし私の寿命が尽きてあ
の世に行ったときは君がご主人様である私を天国まで導くよう、提灯をくわえてご主人様を案内するんだよ!
』。


うさぎ【兎】  広辞苑より
(「う」は兎のこと、「さぎ」は兎の意の梵語「舎舎迦(ささか)」の転とする説と朝鮮語起源とする説とがある) ウサギ目の哺乳類の総称。耳の長いウサギ科と耳が小さく、小形のナキウサギ科とに大別。ウサギ科はオーストラリア・ニュー‐ジーランド・南アメリカ南部を除く全世界に分布するが、以前いなかった地域にも移入されて野生化している。わが国には北海道にユキウサギ、それ以外の地域にノウサギがいる。また、家畜としてカイウサギを飼育。耳長く、前脚短く後脚は長い。上唇は欠けていわゆる兎唇(としん)状、長いひげがある。行動は敏捷・活発で、繁殖力はすこぶる大。肉は食用、毛は筆につくる。おさぎ。ロ季・冬ロ。〈本草和名〉


そして、その後、我が家にまた仲間がやってきました_2001_03_02追記

                    シュワもう3歳男の子            唯一、お座りチンチン         プーさん(3歳、男)<この子にいつも焼き餅やきますうー<<シュワ





当店、龍宮温泉のお隣(ホリ理容院に頗るべっぴんさんのウサギさん「さくら」さんがお住まいである!
我が家のウサギさん「クロ」ちゃんにとって高嶺の花である!
クロ:「僕にとっては、お隣のさくらさんがとても気にかかる!、でもお顔は頗るべっぴんで僕とお話も出来ないであろう?」

そこで、私(龍宮)はネットでのお知り合いの方からもリクエストがあり、
高嶺の花であるお隣のさくらちゃんの
ブロマイドをお借りし、ここに載せることに致しました


お隣のホリ理容院 さくらちゃんちへ行く!


銀チャンちへ行く