AZR05 太陽・地球・大気圏
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[ Slow but Steady ]
私たちは、
すぐ天気図をひろげよう
としますが、
忘れてならないのが、
地球規模以上の
自然の動きのことです。
この動きは
ものすごく大きな、
規模で、変化が
ない様に見えても
確実に変化します。

宇宙、太陽、地球の存在。
太陽熱、
地球の公転・自転、重力
−−−>
これらは
決定論的な世界です。

  
    

[ Rapid and Changing ] この環境の中で、 日々人間に感知できる スケールの気象現象を 論じます。−−−> この世界は、 疑わしい世界です。     
私たちは、 図のような世界にすんでいます。 地球の半径6000Km、
これに対し大気層は対流圏の 厚さが10Km。
この 600:1の
「誤差」の範疇とも思えるような中に 激しい気象現象が生起します。
その激しい現象も、さらに細かく 見てゆくと、ミクロな水の相変化があることが わかります。
このミクロの世界が、 またそれを包含する系全体に影響を 及ぼします。
 相互影響と 影響の連鎖の世界です。 
この影響の程度を予想しようと することが、
「天気の予想」です。 天文学は「質点」を扱えば よい様ですが、「天気の予想」には質点だけでなく、 その集合としての 「流体」を扱わなければならないため、 現象の因果関係をコンピューターに かけられるほどには 定式化出来ないようです。