AZR08 自然の姿と道具
    前頁 次頁 目次  PageLink Last Updated:1998-3/09
  
気象要素は、自然の姿を写す道具として、地上・高層天気図等の資料のなかで提供されます。

道具としての天気図に表現された、気象要素の値やかたちの時間的変化、空間的広がり、記号、
その他リモートセンスされた、ひまわり/レーダー等のナウキャスト情報等
をベースとして、大気の立体構造や状態を思考空間に描き、天気の予想を行います。

  

  
  
    
  
   これだけの情報で大気の構造・状態を把握し、推定します。 不足するところは、気象の理論を利用して補完します。 論理抜きの、その場限りの「かん」だけに頼ってはなりません。 現象のすべてに、説明・論拠が必要です。 気象要素は現象を説明するための「道具」となります。 以降の頁の各論を参照して下さい。