高度差(重力)により、HからLに大気が移動する。 等圧面に沿って移動する大気〈地衡風)は傾斜しているので、 図の様に、水平方向と鉛直方向に分解出来る。 水平流と鉛直流となる。 傾斜と言っても、水平方向は 1000Kmのオーダー、 一方鉛直方向は、100mのオーダーです。 即ち、10000:1 の傾斜です。 近似的に斜め方向の風速は、水平流と見なして差し支えない位です。 コリオリ力と気圧傾度力の釣り合いから地衡風の風速が算出されます。 なお、層厚を求めるには、ΔP=ρgΔZ の式で、 気圧差と高度差の関係から求めます。![]()