露点Td,地上気温T を与えて、凝結高度hを計算する方法。 戸外で晴れた日、ビールを飲みながら、ガラスコップに水滴がつくときの表面温度を測定したら5度であった。 その時の気温は15度であった。 このときの凝結高度を算出せよ。 h=125(T−Td) =125(15−5) =1250m (丹沢の三角形の山 : 大山に雲がかかる高度です) (この「露」に関して、天井の露もご覧下さい) 正野重方著、気象力学、P.47 凝結高度 の箇所にこの式の導出過程が記述されています。 この式を、Henningの公式と言うそうです。 適用するにあたっては、大気の状態等により、誤差が生じることがある、と報告されています(同著)。