「気象の理論」の主役を演ずる「大気」の特質とも言うべき事項を、考えてみます。
なにはさておき、大気は「質点」でなく「流体」であるということを認識しておいて下さい。 そして、[移流]と[温位]という概念が、「気象」の世界で「大気の特徴:状態の変化]を表現 するうえで非常に重要な役割を担っていますので、忘れないで下さい。 [移流と温位]をモノにできると、「気象が少しは分かってきた様な」気になります。 (高低気圧の位置とか、風速とか、気温とか、気圧などは誰でも話題に することですが、[移流と温位]は、今ひとつ忘れられている様です。)