AZR59 コラム 視点
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世の中、分らない・納得出来ないことが一杯 !!

[視点]を変えてみると、今まで見えていなかった物事が、見えて来るようになることがあります。
    あるいはまた、[ちょっとした]言葉や図形などが、解決の糸口になったことは、
    皆さん経験されたことでもありましょう。
    物事の説明の仕方、理解の仕方には、「視点」というものがあるようです。
このページは、気象に関して「視点」となりそうな「言葉・用語・説明文」等を
at random に列挙いたします。 一つでも「ヒット」することがあれば、幸いです。

「流れ」を見ること、議論することにおいて2つの重要な「見方」があります : (数学や物理学でいうところのLaglange,Eulerの見方です)  ・1つの大気粒子に着目して、その粒子が地点Aから地点Bへと位置変化することを観測      すること。  大気の流れ(流跡)が観測されます。(L的な見方)      (移動距離を所要時間で除算すると平均速度となる。厳密ではない)  ・複数個の大気粒子に着目して(ある容量を示す)、ある1地点において、      単位面積を単位時間あたり通過する大気の容量を観測すること。      その時の通過容量は速度となります。(E的な見方) 天動説、地動説。(見方に恣意や意図が入ってくると論争となりやすいものです) 「正しい見方」ということ。 見かけの力を考案したこと。(コリオリ力、見かけの鉛直、。。。) 移流と運送/運搬の相違。 座標系(慣性(絶対)、回転座標系、相対、P座標系、...)を選択的に使う目的。 物質の性質の表し方。 同じ現象でも、それを感じる、感じないの違いがあること。 見れどもみえず、聞けども聞こえず。 流れを力学的に共通した視点におくため、 --->流れの力学的相似性を考える必要あり。 --->物理的意味を持った無次元化された量の考案、採用 圧力の等方性、パスカルの原理の証明方法も、 数式以前の思考として、どんな視点、考え方 で臨んだか。 流れがあると、パスカルの原理は成立しない。 流速ゼロ、傾度ゼロの時「等方性」が成立する。 理論式の前提条件、思考空間。 近似解。 スケール。 静止していると、圧力エネルギ-や仕事は生じない。 エネルギ-保存則、 圧力や温度はある瞬間の状態だけに関係した量で、状態量。 流れ--->流体の速度---->運動量保存則。 流体に働く力===質点に作用する力、と同じ取扱いの可能性。 newton力学適用の可能性。 止まって考える。歩きながら考える。考えないで行動する。 なにもしないで、空ゆく雲を眺める。 現象--->観測---->説明/理論。 洗練された理論とカオス状態。 分類。統合。要素。加工。変換。「かたち」を成すこと。 物事の本質。 何かを説明しようとするとき、その説明・表現の仕方。 目的−−工夫−−ブレイク・スルー。 以上、at random です。