AZR59 コラム 視点
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PageLink Last Updated:1998-2/26
世の中、分らない・納得出来ないことが一杯 !!
[視点]を変えてみると、今まで見えていなかった物事が、見えて来るようになることがあります。
あるいはまた、[ちょっとした]言葉や図形などが、解決の糸口になったことは、
皆さん経験されたことでもありましょう。
物事の説明の仕方、理解の仕方には、「視点」というものがあるようです。
このページは、気象に関して「視点」となりそうな「言葉・用語・説明文」等を
at random に列挙いたします。 一つでも「ヒット」することがあれば、幸いです。
「流れ」を見ること、議論することにおいて2つの重要な「見方」があります :
(数学や物理学でいうところのLaglange,Eulerの見方です)
・1つの大気粒子に着目して、その粒子が地点Aから地点Bへと位置変化することを観測
すること。 大気の流れ(流跡)が観測されます。(L的な見方)
(移動距離を所要時間で除算すると平均速度となる。厳密ではない)
・複数個の大気粒子に着目して(ある容量を示す)、ある1地点において、
単位面積を単位時間あたり通過する大気の容量を観測すること。
その時の通過容量は速度となります。(E的な見方)
天動説、地動説。(見方に恣意や意図が入ってくると論争となりやすいものです)
「正しい見方」ということ。
見かけの力を考案したこと。(コリオリ力、見かけの鉛直、。。。)
移流と運送/運搬の相違。
座標系(慣性(絶対)、回転座標系、相対、P座標系、...)を選択的に使う目的。
物質の性質の表し方。
同じ現象でも、それを感じる、感じないの違いがあること。
見れどもみえず、聞けども聞こえず。
流れを力学的に共通した視点におくため、
--->流れの力学的相似性を考える必要あり。
--->物理的意味を持った無次元化された量の考案、採用
圧力の等方性、パスカルの原理の証明方法も、
数式以前の思考として、どんな視点、考え方 で臨んだか。
流れがあると、パスカルの原理は成立しない。
流速ゼロ、傾度ゼロの時「等方性」が成立する。
理論式の前提条件、思考空間。
近似解。
スケール。
静止していると、圧力エネルギ-や仕事は生じない。
エネルギ-保存則、
圧力や温度はある瞬間の状態だけに関係した量で、状態量。
流れ--->流体の速度---->運動量保存則。
流体に働く力===質点に作用する力、と同じ取扱いの可能性。
newton力学適用の可能性。
止まって考える。歩きながら考える。考えないで行動する。
なにもしないで、空ゆく雲を眺める。
現象--->観測---->説明/理論。
洗練された理論とカオス状態。
分類。統合。要素。加工。変換。「かたち」を成すこと。
物事の本質。
何かを説明しようとするとき、その説明・表現の仕方。
目的−−工夫−−ブレイク・スルー。
以上、at random です。