気象の理論の基礎 ベクトル・数学 ベクトルやGRAD,DIV,ROTの世界をモノにしましょう。 ベクトルを学習する前に「数式の話」について目を通しておいて下さい。 ベクトルは、大気の「力の釣り合い、形状、動き」を論ずるときにベースとなる基礎的な概念です。 たとえば、「各種の問題」を処理するときにも使えます。
!! 重要 !! 大気を含む流体一般の状態、動きを論ずるときの「用語」として、 傾度、収束・発散、回転 が有ります。数学の世界ではこれらを、 grad、div、rot の記号で表現しています。 プリミティブ方程式をベクトル表現するときに、これらの記号が登場して来ます。 表現方法や記号が重要なのではなく、この3種類の用語で表そうとする大気の 特性を、ハッキリ・明瞭に理解しておくことが重要です。 grad---->気圧傾度力 div ---->収束・発散 (収束はマイナスノ発散です) rot ---->渦度 これらの大前提として、速度としての u、v、w 距離・位置 としての x、y、z 及び 時間 t が必要であることは言うを待ちません。 |