AZR62 理論の基礎 運動
    前頁 次頁 目次  PageLink Last Updated:1998-2/15
運動 :
   大気の運動・力の釣り合いは、その運動空間に座標を設定し、全体と部分に分けて 
   微分・積分の式で表現されます。

      論ずる便宜のため、
            直交座標系 (直線的な運動をX,Y,Zの3軸方向で考えるとき)....「慣性座標系」とも言う??
            気圧座標系〈気圧を1つの軸として考える;鉛直P速度のとき)
            回転座標系 (コリオリ力等回転を含む運動を考えるとき;角度が入ってきます)
   等の座標系を使い分けします。

  参考−−−>「極座標と回転座標の違い」  キーポイント力学、吉田、p.106 等。



  回転 
大気が直線運動するときは、比較的理解が直観的にできる場合が多いですが、 回転が入って来ると、とたんに「目が回ってしまいます」。    地表面に接するところの水平面上に垂直な軸のまわりの回転運動が基礎となります。    慣性座標系と回転座標系での物体の運動の表現方法を理解すること。    回転座標系における「見かけの力」が何ゆえ現れてくるかを、    たとえば−−−>問題、コリオリ、        −−−>みかけの鉛直を参照して下さい。    なお、直線運動においても、「みかけの力」は現れてくるのです。        −−−>みかけの鉛直を参照して下さい。