AZR71 基礎知識 流体力学
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「いまさら流体力学 ?」木田重雄著P.6−P.27より引用させて頂きました。
流れの可視化--->流線、流跡線、流脈線 による。
流線 : 自動車の走行中の待機の流れ図--->
ある時点の方向が速度ベクトルに平行である曲線のことです。
流跡線:小川の水面に浮かんだ木の葉の動き、
海のブイや空にあげたバル-ンの動きを追跡することによって
海流や待機の流れの様子が調べられています--->
水の表面の運動の様子をよく表している。
流脈線:煙突の煙--->
流れの中のある固定された点から連続的に放出されて
出来た浮遊物質が形作る線状パタ-ンのこと。
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流管:側面が流線からできている管状領域をいう。
渦度:流体要素が自転している場合、その自転角速度の2倍を大きさとし、
自転軸の方向を向いたベクトルのこと。
流れ場の自転構造は、渦度の空間分布(渦度場)で表される。
渦線:流れの中で、接線が渦度ベクトルの方向と一致する曲線をいう。
渦管:渦線は仮想的なものです。何本も引くことができます。
流れ場のなかに任意に閉曲線Aをとり、それを通る無数の
渦線によって囲まれる管状の領域を「渦管」という。
一つの渦管では、その断面を通過する渦度の総和(循環)は
断面の位置によらず一定である。
縮まない流れ=速度変動が音速(340m/s)以下の場合、体積変化は無視できます。
質量保存の法則によれば、
流れ場の中に任意に選んだ領域を出入りする流体の質量は領域内の総質量の増減に等しい。
ラグランジュの渦定理:角運動量保存則から、渦度が消滅してしまうことはない。
ヘルムホルツの渦定理:渦管内部の渦度の総量は時間がたっても変わらない。
(渦管を構成する各流体要素の角運動量保存則の現れです)
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