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気象実験(傾圧不安定波4H)

実験の様子を写真で紹介します。

今回の実験は、2010年5月12日、温度変化を室温に任せて、温度平衡に至るまで行い、どの様な現象が現れるかを観察しました。 このため、4時間連続運転の実験を実施しました。 使用した装置は、「装置2号機」です。4時間の連続運転に耐えます。 装置2号機:電源=家庭用AC100V壁電源をDCへ変換する装置を使う。          駆動装置=DCモーターの回転を回転円盤へ直接伝える。          円盤の回転数は、DC電源電圧を加減することにより、必要とする範囲内で、任意に設定可能なものである。 装置の回転数=10RPM 水槽の初期温度:外周=52.3℃(湯)、中心部=1.7℃(氷水)。 室温=22〜23℃でほぼ一定、 湿度=49〜51%でほぼ一定、 風=室内で無風 温度計測=外周の高温部分及び中心の冷水部分の2箇所を、同時的に4時間連続計測した。(写真に写しこんである) なお、「装置1号機」による実験は、こちら を参照してください。  → 「装置2号機」による実験は、こちらです。 実験項目および内容は、随時追加、修正、改良しています。 Originated 2010-05/16 Last Updated 2010-05/16(4時間連続)
装置2号機 を使用して、4時間連続運転し、その間の現象の主なポイントを写真で紹介します。
    装置2号機  (全景)
    実験終了後、2つの温度計を氷水につけて指示値を比較します。
       誤差は、0.1〜0.2度でした。
    @スタート
    A剛体回転に入る
    B激しい流動現象となった
    C5波になりそう
    D5波明瞭(蛇行の内外に渦巻きの形成あり)
    E高気圧部崩れ(中心部の氷が消滅している)
    F復帰(蛇行内部の渦巻き消滅)
    G崩れ
    H復帰
    I波動の山谷の差が縮まった
    J復帰
    K崩れ
    L復帰
    M崩れ
    N5辺の形となった(蛇行とならず)
    O4〜5のブロックとなった。実験打ち切り&終了。
以上で4時間の実験を終了した。
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