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実験の様子を写真で紹介します。
実験項目および内容は、随時追加、修正、改良しています。 Originated 2008-08/08 Last Updated 2008-08/30,09/30,10/22, 11/09
#610 実験61 間欠泉を作りたいと思っていました。 間欠的に圧力を発生させる仕組みをいかに作るか、そこがポイントでした。 結局、これまでに行ってきた実験を組み合わせて行うのが、最も楽に できる方法である、と気づきました。 #611 実験タイトル=間欠泉 #612 実験の狙い=実験を組み合わせて、新たな実験方法を創作する
| ヘロンの噴水。ししおどしのA部からヘロンの噴水の A部に水が注がれ、D部から水が噴出します。
| ししおどし。このししおどしがカタンとなった時に、水が、 ヘロンの噴水のA部に注がれるように装置の位置関係を設定します
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間欠泉1(全景)
| 間欠泉2(ししおどしが傾いたとき)
| 間欠泉3(間欠的噴水)
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糸巻き車(走行中)
| 糸巻き車の反対側
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糸巻き車(吊り下げた状態です)
| ゆるい坂道を登る糸巻き車
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| 写真左、ボール紙を円盤状に切りぬく 写真右、円盤の縁を折り曲げてクッションとする。
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ベナール対流(細胞状)
| ベナール対流(流された状態)
| ベナール対流(穏やかな日の雲)
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ベナール対流
| 高層にできた雲![]() |
| 空気の流れの可視化 | 流れの中に障害物があると、後方に渦ができます。 Try. 水の中に少量のアルミ粉末を混入し、水槽で流れを作ります。障害物を 置くと、後方に渦が見えてきます。光の当てかたを工夫し、カメラの シャッタースピードを適宜にするとアルミ粉末の軌跡としての渦が写 ります。 Variation. 障害物の形状、配置、間隔をいろいろ変えてみましょう。 Think. 空気が山や建築物に衝突すると、空気の流れが変わります。その変わり方は、 様々な形となります。以下拙著シリーズ#1からの流れの形の抜粋です。 流れの形(層流と乱流、反流と逆流) 流れの形(主流の変化) 流れの形(二次的な流れ) 流れの形(二次的な流れ) 流れの形(都市部の気流) |
#663 実験装置の製作 and/or 準備
・ビー玉、割りばし、テーブル
#664 実験の実行と結果
・ビー玉を3個(A、B、C)テーブルの上に離しておく。
・割りばしをキュー(Cue)代わりにして、1個のビー玉Aをうつ。
・打たれたビー玉Aはビー玉Bにあたり、ビー玉Bはビー玉Cに当たる。
#665 実験を効果的に行うための工夫、注意点等
・テーブルがなくても、やや大きい平たい菓子箱を使っても楽しめる。
・テーブルには、テーブルクロスがかかったままでもかまいません。
・硬い木或いは金属棒を壁として、AやBを反射させても面白い。
・A、B、Cの相互の位置関係を変えて、当たる角度をさまざまに変えてみよう。
(ビー玉A、B、Cを直線上にならべて打ったり、壁に当ててクッションとしてみよう。)
・ビー玉の数を4〜5個に増やして、遊んでみよう。
#666 実験の解説 and/or 関連実験
・運動量の保存の法則を実感します。
・一つの物体の運動が、他の物体の運動を引き起こし、そこに新たな運動が生じ、
以降、運動が連鎖反応的に伝達されます。
・1個のビー玉が同時的に2個のビー玉に当たれば、運動が分割されることになります。
・そして、運動は次第に減衰していくことにも気づくでしょう。
#667 【追加実験、考察等】
・よくある実験ですが、ビー玉を2つ以上、同じ長さの糸で吊るして、カチカチ言わせてもよいでしょう。
・物体(たとえばボール、たとえば石)を打ったり、蹴ったり、投げたりすると、その物体は運動します。
運動には、その運動の源泉となっている力や運動が存在します。mgであり、mvです。
・この実験では物体が「直線運動」すること、させられることを見ることができます。
この直線運動から、「回転運動」を引き出すことは可能でしょうか。
そのための条件は何でしょうか。→運動の方向を変えてやる必要がありますね。
・こういう問題意識をもつと、話は速度(v)とか加速度(g)と言う運動の本質に迫っていきます。
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紙風船、たたく前のへこんだ状態。![]() |
紙風船、たたいて丸く膨らんだ状態。![]() |
台風の渦巻きを「線画」で描く![]() |
渦巻を点、包絡線、文字で描く
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風に流される台風の渦の軌跡を描く
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サイクロイド曲線、トロコイド曲線を描く
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フーコーの振り子による曲線を描く(バラ曲線)
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砂で模様を描く。全景図。![]() |
砂で模様を描く。拡大図。![]() |
砂の粒を揃える。![]() |
砂で模様を描く。![]() |
砂で模様を描く。![]() |
砂で模様を描く。![]() |
砂で模様を描く。![]() |
砂で模様を描く。![]() |
砂で模様を描く。![]() |
砂で模様を描く。![]() |
装置の全景。
| 直線運動物体が回転物体の上を通過時の軌跡。
| 直線運動物体が慣性座標系に描いた軌跡。![]() |
フーコーの振り子による曲線を描く(コリオリ力)
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装置の全景![]() |
試行錯誤
![]() |
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方位磁石![]() |
円盤を360°回転する。磁針の方向は一定です。 ![]() ![]() ![]()
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装置の全景![]() |
回転軸の傾きをさまざまに(90N、45N、0N)変えてみる![]() ![]()
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| 回転軸の傾き | カウント数 | 平均値 |
| 90(°) | 11,12,11,11,12 | 11.3 | 45(°) | 06,08,07,06,08 | 7.0 | 00(°) | 00,00,00,00,00 | 0.0 |
手にもって回転軸の方向を変えようとすると抵抗を感じる。![]() ![]()
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カオス(ローレンツのストレンジアトラクター)
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マンデルブローの図形を描きます。
![]() |
回転円盤+茶碗+お茶
| 回転円盤+ペットボトル+線香の煙
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| 最大回転で渦の深さが最も深く、形状も明瞭 ただし、写真の角度によってこのように写る
| 回転速度減少、 浅くなる
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| さらに回転速度減少、さらに浅くなる 放物面の形状が変化してくる
| 回転速度最小、深さもなくなり、 形状もなくなる
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#823 実験装置の製作 and/or 準備
・気象庁の高層天気図AUXN50
・この北半球天気図から140°Eと40°Wの経線に沿って、
緯度10°ごとの高度(GPM:Geo Potential Meter)を読み取る。
・読み取った値及び結果をグラフ表示します。
#824 実験の実行と結果
・読み取った値をグラフに描く。
・#822の図が得られる。
・地球の大気の「深さ」が或る程度分かります。
#825 実験を効果的に行うための工夫、注意点等
・特段難しいことはないが、高層天気図の入手が必要である。
#826 実験の解説 and/or 関連実験
・基本的には、熱帯のほうが温度が高く、かつ遠心力も大きいので高度も高くなる。
一方、両極の方は温度も低く、大気の高度も低くなる。
#827 【追加実験、考察等】
・#81の回転放物面の実験も参考にしてください。
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ボトルを斜めにして、静止して保持する。 | ボトルを斜めにして、回転する。 |
#863 実験装置の製作 and/or 準備
・広皿に湯を入れ、中央付近に適宜なサイズの石を置く。
#864 実験の実行と結果
・広皿の上空から、「碁盤目状」に表面温度を計測します(下表)。
・下表には、最大値の地点に●、次に大きい地点に▲の記号を付してあります。
・なんとなく、「何か」がありそうな様子です。
| 縦|横 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 |
| 1 | 22.0 | 22.0 | ▲23.5 | ●24.1 | 22.8 |
| 2 | 21.7 | 22.4 | 24.5 | ●26.2 | ▲24.6 |
| 3 | 23.4 | 24.4 | ▲27.6 | ●28.4 | 25.8 |
| 4 | 24.6 | 26.3 | ●33.1 | ▲27.5 | 26.8 |
| 5 | 25.0 | 26.7 | ●31.3 | ▲26.9 | 26.3 |
| 6 | 25.4 | ▲26.4 | ●27.8 | 25.8 | 25.8 |
#867 【追加実験、考察等】
・測定の距離間隔をもっと密にすると、物体の形状に応じた温度の違いが明瞭になってきます。
・放射温度計と水面の間の空間にセロファン或いは、透明な塩ビシートなどを挟み込むと、
水面からの温度が変化します。気象衛星的に考えれば「雲」が浮遊してきたことに相当します。
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| 装置全景 熱源の電磁波は鏡によって45°曲げられる
| 鏡による反射
| 金属板による反射
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#883 実験装置の製作 and/or 準備
・容器各種、ヘヤードライヤー、赤外線放射温度計、デジタル温度計、鉄板、薄板を用意する。
・ヘヤードライヤー〜容器の距離はすべて20cmとする。
#884 実験の実行と結果
・容器内部の空気の温度、容器の外部の表面温度を計測する。
・鉄板や薄板についても、どんな程度か計測してみる。
・温度の計測値(単位℃)を示します。(--の部分は、温度上昇が速いため、計測していません。)
・鉄板と薄板の温度上昇は、ヘヤードライヤー側(おもて面)の反対側の裏面で計測しました。
| 容器名称 | サイズ | 00sec | 30sec | 60sec | 90sec | 2min | 3min | 4min | 5min | 表面温度 | 室温 |
| ビール缶 | 350cc | 20 | 25 | 30 | 32 | -- | -- | -- | -- | 48 | 20 |
| ペットボトル | 0.5L | 20 | 23 | 25 | 27 | -- | -- | -- | -- | 50 | 20 |
| ペットボトル | 1.5L | 21 | 23 | 27 | 30 | -- | -- | -- | -- | 54 | 21 |
| 梅酒のビン | 16cmφ | 21 | 21 | 21 | 22 | 22 | 23 | 24 | 25 | 54 | 21 |
| ポリバケツ | 24cmφ | 22 | 22 | 22 | 22 | 23 | 24 | 25 | 26 | 52 | 22 |
| 花火入れの缶 | 24cmφ | 22 | 22 | 23 | 23 | 24 | 25 | 26 | 28 | 53 | 22 |
| 鉄板 | 2mm厚 | 22 | 31 | 37 | 39 | -- | -- | -- | -- | 44 | 22 |
| 薄板 | 3mm厚 | 20 | 26 | 35 | 38 | -- | -- | -- | -- | 47 | 20 |