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  アサギマダラ マーキング作業(動画) 風の図 風の図と天気図の対応                 羽化と蛹(さなぎ) 吸蜜の様子 Originated 2013-8/22 Updated 2013-8/24,9/30,2015-11/16,11/18,12/31
友人の案内で群馬県北東部の尾瀬の近くの「武尊牧場」、 及び「丸沼スキー場」を訪れました。 この写真の上の方まで車で登って行きました。    目的は、アサギマダラのマーキング、です。    マーキング後、翅を広げるとこんな感じです。 「月日、名前、場所、通し番号」の文字は、 翅の裏面に書いてあり、透き通った羽を通して、反対に見えます。    「月日、名前、場所、通し番号」は、両方の翅を折りたたんだ状態で、 翅の見やすい部分に油性ペンで書きます。(この写真は、仲間が記入中です。)    マーキングが終わったら、すぐに放してやります。 放す前に、体重を計量すると、およそ0.3グラム程度です。    こんなにも軽いのですが、この蝶々が逃げるときのスピードは、 5〜10m/s、くらいの「すごい」速さです。 捕虫網で捕まえるときには、「一気に」しかも「高速で」、 網を「横に払う」ようにして、捕まえます。 アサギマダラはこの写真の「ヨツバヒヨドリソウ」の花から蜜を吸います。    ほかに、「アザミ」の花からも吸蜜します。 幼虫は、「ガガイモ」の葉っぱを餌として食べます。 捕まえたアサギマダラは、丁寧に扱い、マーキングしたら、すぐに放ちます。    マーキング マーキング作業の動画です:   2013-08-22、アサギマダラ、マーキング、体重計測、放蝶   2013-08-22、アサギマダラ、マーキング、月日、場所、氏名、 通し番号を書く   2013-08-22、アサギマダラ、マーキング、飛翔等   2013-08-22、アサギマダラ、マーキング   2013-08-22、アサギマダラ、マーキング アサギマダラは「沖縄県〜福島県」のあいだを「渡り」します。 その実態を観察、調査するため、採取し、マーキングします。 誰かが別の場所、別の月日に捕まえてくれると その蝶々の行程が推定できます。 なお、「メキシコ〜アメリカ五大湖」間の長距離を何世代も、 「命」をつないで、「渡り」をする「オオカバマダラ」と言う蝶もいます。 (Monarch Butterfly) 小さな、そして超軽量の蝶々がこんなにも長距離を飛行する、 その生命力の不思議さに驚嘆します。 そして、何より大事なことは、命を支える「エサ」を提供できる「生態系」が、 シッカリと存在していること、即ち、自然が保全されていることですね。